八咫烏シリーズ外伝 しのぶひと【文春e-Books】 [Kindle]

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  • 文藝春秋
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  • 「八咫烏シリーズ」外伝。
    第四巻『空棺の烏』の舞台・勁草院での二年目にあたる草牙時代の話。雪哉・明留・千早・茂丸など勁草院の院生や、若宮・浜木綿・澄尾・真赭の薄などおなじみのメンバーが登場。雪哉の恋愛観などが語られていて興味深い。

  • 真赭の薄の縁談の話。これは6巻とセットだな。主人公は忍んでるその人。

  • 弥栄の烏でちょこっと出た部分のお話。
    身分違いの恋って辛いなぁ。
    身体的な才能も生まれも、思い通りにはいかないものです。

  • 外伝は、今後の本筋に欠かせないであろう、登場人物の人柄、背景が楽しめる。
    澄尾に「自分にないものが輝いて見えたとしても、それを言ったって詮無いじゃないか」と言われ、「それでも、やっぱり、悔しいんです!」と答える明留に共感。生まれもったものでも、自分が努力して身につけられるんじゃないかと、頑張れるだけ頑張りたいと、思うよね。
    澄尾はどうなるのかなぁ、少しわくわく。

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著者プロフィール

1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞受賞。デビュー作から続く「八咫烏シリーズ」は、松崎夏未氏による漫画化、中台翻訳など進行中。19年『発現』(NHK出版)刊行。

「2023年 『烏は主を選ばない(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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