メッセージ [DVD]

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監督 : ドゥニ・ヴィルヌーヴ 
出演 : エイミー・アダムス  ジェレミー・レナー  フォレスト・ウィテカー 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2017年10月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462113467

メッセージ [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • これは今年の6月に劇場で観賞しました。
    NHKの番組で監督インタビューも見て面白いと思って観てきたわけですが、鑑賞後はなんだか訳がわからないまましばらく頭の整理ができなかったです・・・。

    2016年、アメリカ映画。監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。
    主演は言語学者役のエイミー・アダムスです。その他に共演としては、同僚の物理学者?役にジェレミー・レナー、アメリカ軍の接触チーム隊長役にフォレスト・ウィテカー、中国軍司令官シャン上将役にツィ・マーなどです。

    全世界に突然エイリアンの巨大な柿の種型の宇宙船が何基も出現した。彼らの目的は皆目不明。ただその場に居続けるだけ。各国はそれぞれでそれら宇宙船にコンタクトを取り始める。
    言語学者ルイーズ(エイミー・アダムス)は娘との思い出が忘れられないまま大学で教鞭を執っていたのだが、ある晩、アメリカ軍からの依頼を受けて・・・。

    一見のところSF映画で、謎の飛来をしたエイリアンの目的を探るというミッションを課せられた言語学者の苦闘を描くといった内容なんですが、もしかするとこれは実は恋愛なり家族の絆の物語だった?!
    題名の「メッセージ」とはもちろんエイリアンからの「メッセージ」という意味だとは思いますが、その奥に秘められた意味は結局のところもやもやしたままでよく解りませんでした・・・。(^_^;
    最終的にエイリアンがもたらしたアレは何となく意味が解るのですが、なぜルイーズが先行していたかはよく解りませんで、もしかするとパラドックスに陥っている可能性すらありませんかね?
    で、つまるところ何しに来たの?(笑)

    出てきたエイリアンが巨大なイカっぽくてことさら恐怖心が高まるとともに、ルイーズとのコミュニケーションも何やら怪しげで、それにパニックになる人たちもいたし、恐怖映画の要素もあるにはあったと思いますが、これが『エイリアン』のような方向には向かわずに(笑)、かといって哲学っぽいSFの方向にも向かわず、強いて言えば禅問答のような方向に向かっていったことで、神秘的でミステリアスな物語として頭の中がなかなか整理できませんでした。
    重要と思われるルイーズとシャン上将との会話内容も判らなかったし、ルイーズが結論に至るまでの理解も含めて全体として日本語訳の限界だったという話もあるので、出来ることならこれは原作なり原語で映画を観ることができたらより理解が深められるのかもしれません。

    やっぱりこれはラブ・ストーリーだったのかな?(^_^;

  • 謎の宇宙船が世界12か所に同時出現。地球外生命体と交信するため軍から言語学者ルイーズ(エイミー・アダムス)が派遣される、というSF映画。
    久しぶりに時間忘れて見入った秀作。
    宇宙船の登場からルイーズたちが内部に入るシーンは音響とともに圧倒された。SFだが地球外生命体が現れた際にみせる人類と社会の反応もリアル。徐々に明らかになるルイーズの物語もパズルのピースが徐々に嵌っていくスリルもあり抜群に上手い。特に鳥かごに入った小鳥。ワンカットで伏線を敷く小道具の使い方と描写力はさすがドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。
    観終えて浮んだひとつは伊藤計劃のSF小説。どちらも根底に「言葉とはなにか?」という深遠なる問いがある。他にもいろいろ解釈と読みが多様にできるがごちゃごちゃ書くとネタバレになるので省略。豊饒な世界観のある秀逸な映画だった。

  • 2001年宇宙の旅みたいと思ったのだけど、どうなるのかなぁ
    ワクワク

    感想
    結局のところ、ルイーズとタコ達との関連性が分からなかった。接点だけで言えば断片的に未来を見続けているルイーズと同じ未来予知の能力を持っている事が分かったけど、だからと言ってた何をしに現れたのかが分からない。

    地球外から入ってきたのか、それとも未来か若しくは過去から元々その場所に居て、時間だけを辿って現れたのか、うーん分からない。

    一体何だったのか?を考えさせられる映画は大好物なので、観ていて楽しかった。

    そう、それと残酷な未来と分かっていても歩みたいと思うのは人間らしくて素敵だと思った。結末が変わらなくても話し合えば歩み方が変わる。全てを開示することが大切なんじゃない。人と人との向き合い方ってもっと繊細でもっと単純。信じる事が如何に重要か考えさせられた。

    そう言えば、
    12隻の物体って点で12使徒を示している気がしたけれど、ならイエスは誰になるんだろう?ルイーズ?それとも12隻の中のタコ達を遣わしたまた別の何か?
    うーん分かんない!


    追記
    アボットとコステロが未来予知能力を持っているのなら、爆破でアボット?が亡くなることも知っていた事になる。それを覚悟の上で言語と言う贈物を伝えようとした事に切なさを感じた。ある一定の犠牲を受け入れてでも伝えないといけない程に、3000年後にトンデモない事になってるって事は分かった。あとタコ達がタイムスリップで来たわけではないのも何となく理解。未来予知できる種族にタイムスリップする意味はないものね。

    と言う事は3000年後に協力関係になる予定の地球外生命体と言う事。
    全ての人類がヘプタポット語を理解するればバベルの塔を建設しようとした様に大きな力を手に入れる事ができる=タコ達を助ける事ができる。原作では12隻では無いみたいだから使徒は関係ないのだろうけど、言語を1つにと言うとやっぱり聖書っぽいところあるような気がするから、映画版の12隻は寄せて来たんだろうね〜。

    てか3000年後に何が起こるんだ。そんでもって未来予知能力を手に入るのは良いけど、皆んなが皆んな見えた未来を受け入れられる訳じゃない。耐えられない人もきっといる。未来が分からないからこそ計画して実行して継続するの挑戦ができると言う点もあると思うしね。人間のこと甘く見過ぎなのかしら。

  • 「人間は、母国語以外の新たな外国語を習得すると、思考のしかたも、ものの見え方も違ったものになる」というある言語学者の説が紹介される。

    私は、この説を切り口に、そこまでに進んできたストーリー、それから進んでいったストーリーを見つめて、この映画のメッセージを探していた。

    多くの日本人は義務教育の段階から英語を学んでいくが、その言語の仕組みやそれを通して読み込んだ文章が自分の思考回路に多少なりとも変化を与えたと感じる人は少ないのではないだろうか。
    (専門的に英語を研究したり、それを通じて生業を立てたりする人ならおそらく、それを経験していない日本人とのコミュニケーションのなかで、英語で思考する経験をもつ以前の自分との違いを見出すことがあるかもしれないが)

    「言語が思考を構築する」というのは、「その環境(世界)で生存していくために思考を繰り返すなかで言語が生み出された」という説が先にあるのだろう。

    そんなことを考えると、地球外生命体を理解しようと考えたら、言葉(視覚的記号)の構築している論理を解明していくことが実は一番着実な方法だということにたどり着く言語学者の姿勢は差し迫った状況のなかでも筋が通っている。

    言語学者ルイーズがその学者としての眼差しで地球外生命体とコミュニケーションを図ろうとするが、軍のウィーバー大佐から、「あなたたちのやっていることは道を外している」と退けられるシーンには、理想と現実(アカデミズムと軍)の二層の世界が地球外生命体の出現という緊急事態を眼の前にしてくっきりと隔てられているのを感じさせられた。

    そして、もうひとつの大きなこの映画のメッセージは、「相手を分からないということで生じる恐怖が悲劇を生む」という人類の歴史を思い起こせないと、新たに出現した相手とのコミュニケーションを図ろうとする一歩を踏み出せず、「‘信じて協力する’という想像を拡大させる可能性を潰し続けることになる」なのではないか。

  • sfを期待して観る人には物足りなさを感じるのかもしれませんが、人生についてを考えるメッセージ性を感じられるとじわっとするものが感じ取れます。
    賛否が分かれるかもしれませんが、主人公が女性なので出来れば女性に見てもらいたいけど、sfということで避けられていたら悲しい

  • 色味も暗いし息遣いまで聞こえるから緊張感がある。
    事態のわりに、登場人物が少ないからSFよりはヒューマンドラマだったかな。ルイーズの奮闘と決断が切ない。エイミー・アダムスの演技がすべてでした。

  • とても良かった!今までありそうでなかった映画ですね。SF×言語、人間×エイリアン。様々な垣根を超えて、最終的に一つの答えを導き出す過程に鳥肌が立ちました。

    人間が未知の人種と、最初に接触を図る時に似ている。文化が異なる相手と分かり合うことはできるのか?相手は自分の伝えることをどこまで理解しているのか?それとも、そもそも自分たちと同じ感情はあるのか?

    ともすれば地味〜なSF映画になりがちですが、主演のエイミー・アダムスの抑えた演技が非常に緊迫感があって、最後まで飽きずに鑑賞できました。あちこちに散りばめられたフラッシュバックのような映像は、最後まで観ればそういうことか!!と納得します。

  • もしもこの先の事が全て分かったとしたなら
    幸せな日々は何倍にもなり
    立ち直れると分かっている深い悲しみは
    怖がらずに待つことが出来るような気がする

    それが分からないから未来は未知数に広がると思う

  • やっほー!
    むちゃくちゃ面白かったぜ!!!

    解かなきゃいけない謎があって
    そこに向かっていく。
    分かりやすい。

  • エイリアンのデザインがどうしても気になる。視覚化しちゃうとダメな部分なんだろうな。

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