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感想・レビュー・書評
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丹羽さんの読書のすすめ。
途中、御本人の仕事に対するスタンス等が折り込まれてきたけれど、それも読書という軸があってつながっているのだと思った。
読める本から読むというスタイルはとても共感できました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読書で心に栄養を!
無知を自覚し貪欲に読書します。
読書で知のフックを増やして、セレンディピティを引き寄せるぞ!
死ぬまで読書し人生豊かにするぞー
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読書は心の栄養になる、心を豊かにしてくれる、と言う一節が、私の心にとても響いた。読書っていいなと、改めて感じた。
また、人とかかわることの重要性についても指摘されている。例えば仕事をする際には、必ず「自分以外の人とかかわる」と言う行為をする。それをすることで、その人を理解しようとする姿勢が必要なのかなと言うメッセージを、私は本書から受け取った。
後はやっぱり、「物事を論理的に考える力(論理的思考力)」が如何に必要であるのかというのを、本書からヒシヒシと感じた。自分なりに、大学の4年間で様々な立場の人が書かれた文章(文献、著書)を目にする機会があったので、大学以前の私よりかは、身に着いているのではないかなと言う風に感じている。
しかし、これに慢心せず、論理的思考力をもっと自分のものにしていきたいと思う。 -
当たり前とは言えるけども言語化が難しい読書観について触れることができた本です。
無知の「知」を知る
それによって、自分が何も知らないことを明らかにすることが教養を身につけることに繋がる。
自伝は脚色半分と思って読む
「何でもありの世界は一見自由でとても不自由」
⇒なんだか高校の現代文でやった「鞄」の内容を思い出しました。
情報のクオリティをあげる
書評はあてにし過ぎない、人がすすめる本は当てにならない。専門家であっても正しいとは限らない..
このブクログでよく評価を見て本を購入することもありますが、そもそも自分1人を例に考えても気分、年齢で本から感じることも違う..!と改めて気づかされた
今年の冬休みは死ぬほど読書、バイト、勉強だな..
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死ぬほど読書 著者:丹羽宇一郎
読書が足りてないと感じるこの頃
なぜ読書が大事なのかを問うために
読書は自分で考える力を養う
清く正しく美しく
忘れかけていた仕事への姿勢
仕事への姿勢は読書がただす
実利的な結果を求めず、息を吸うように読書をしよう -
実業家の書いた読書論のため、仕事と絡めた話が多い。本だけ読んでいてもだめで、仕事を通して人と関わっていくことが大切であると。読書と仕事は相互に作用するという。
また、運がいいということ、セレンディピティにも触れられていた。読書をするといろんなことに引っかかるフックができて、それが運をつかむきっかけになるという。物事をどう捉えるか、出来事をどう評価しどう対処するか。より良い判断と行動をするための素地を読書で作ることができるということだろう。ただそれは、あくまで実利を求めずに読書した結果として得られるもの。さらにいえば読書だけしていても、象牙の塔の学者のようではだめで、人と向き合うことが大事という。そういう点で、教養や品性は一朝一夕に身につくものではないんだなと感じた。ゆっくり時間をかけて醸成していくものだ。
スランプに悩む人間は自分に対する評価が甘いという言葉は、プロの厳しさを痛感させる。 -
あまり読書の習慣がない大学生の感想です。
正直言うと、面白さや勉強にはあまりなる箇所は少なく、作者の自伝的側面が強いと感じました。
しかし、作者の広い知見や、読書量から抽出される作者の価値観、生活感、仕事への姿勢など読んでいて非常に関心を受けました。
著者の丹羽宇一郎さんは、経験された役職が表紙裏いっぱいになるほど枚挙にいとまがなく、かなりご高齢なこともあり、老成された価値観が魅力であると思いました。
読み終わってみて、積読をしない、本に金を惜しまないことなど読書習慣や価値観について勉強になったと感じました。また、もっと読書をしたいと思いました。
読書の効用を説くと言うよりは、著者の価値観を学びたいといった方におすすめです。
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書かれている内容は常識的なことが多いけど、
「動物の血」と「理性の血」という構図は
現代日本を観るときに、なるほどと思える観点。
短絡的、攻撃的なメディア、コミュニケーションの
増殖と読書離れ、因果関係があるかもしれない。 -
読書は心の栄養
毎日欠かさず本を読む習慣は自分も是非身につけたい。