ふたりモノローグ(1) (サイコミ) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • はじめて?のスマホマンガ。Twitterでお薦めされていて、年内無料期間らしいということで、読んでみたらドハマリで100話まで一気読み。いわゆる百合マンガというものですが、その枠に収まらないであろう。ギャグ?ホラー?サイコパス?とでもいうのか、なかなか想像の斜め上な感じで面白かったです。登場人物全員が思い違いというか擦れ違いというか、ボタンのかけ違いというか。なんでそうなる?と読む者を楽しませてくれます。擬音(ケショとかドプシャアとか)とか表現も独特。良く思いつくなあ、と感心するばかり。膕(ひかがみ)とか尊死とか再死とかひなたダム貯水率とかとか。
    おすすめ。まあ、ダメな人はダメだろうけど、個人的には大おすすめ。
    スマホマンガだと、1話ごとに読者コメントとか作者コメントが読めて、振り返り振り返り読めて良かったです。通常だと1巻まるまる読み終わってから他者のコメントとか見て、そうだったのか、とか読み直したりするけど、1話ごとに読者のツッコミとか見たりできるのは面白かったなあ。スマホならではの読書方法な気がする。
    ヤバイとか○○み、みたいな言葉が連呼されるのはさすがに若い子たち向けだなあと思ってしまう。
    お話しそのものは10年振りに再開して、親友になる(恋人になる?)お話で、麻績村ひなたと御厨みかげの二人が中心だけど、その周辺のキャラがこれまた濃ゆすぎて。サイコみあふれる人達ばかり。
    電書で全巻揃えるか悩んでしまう・・・と思っている矢先に購入・・・最終巻まだ出てないけど。

  • クールを装っているけど心の中では悶絶、絶叫の阿鼻叫喚を発し、狂喜の声もあげてしまう心のうちでは饒舌なる口下手なギャル・御厨みかげとそのネクラで幼馴染の麻積村ひなたによるサイコみを感じる百合。
    ツナミノユウのルーティンワークであるすれ違い、勘違いからうまれる気まずい状況なる緊張と緩和のコメディタッチな物語に加えて「つまさきおとし」で培った顔芸が存分に発揮されている。
    ひなたに傾けるみかげの想いは直向きで確かに純粋である。だが、それは時として人を狂わせる。
    想いは純白、言動は狂気でしかないみかげの挙動不審な百合はどっちだ。

    つばなも百合を描いていたけど何でしょうね。
    あと、特撮要素で蓮茂台洸のパーカーのプリント文字がシンゴジラからで笑う。無人在来線爆弾ってプリントされたやつはちょっと欲しい。

  • ツナミノユウ最新作。
    ついに出たわ。
    いやあ今回もまたブッ飛んでるねえ。
    つまさきおとしの咲ちゃんはとしくん以外に友達がいなくて心配だったけど、今回はなかなかに友達が多くて良かった。
    安心である。
    まあ安心できない頭のおかしさではあるが(笑)
    しかしこの人、こういうキャラ描かせたらホントスゴいわ。
    プロキオン父さんも蝉丸もまともにしか見えなくなってくるブッ飛び具合だなあ。
    いやあ面白い。
    コレも全巻追っていこう。

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