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感想・レビュー・書評
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3巻のレビューで、サリが権謀術策の世界を乗り切るのが、お話の大事なところだと書きましたが、まさに!という展開。遠方の大貴族、ガロア公爵が、おーさまに謁見にやってきます。女主人としてガロアをもてなすサリは、人間であるハンデもなんのその、よくやるのですが…。
徹底して「そんなに甘くない」という厳しさがある筋運びなのは、嘘っぽくなくて良いところです。サリがすぐに泣きを入れない、しっかりした子なのも大好き。結果としては…。納得のいく内容なのに、ちょっとなあ、と思ってしまうのは、サリの覚悟の仕方。身を引く覚悟も潔いし、その後の啖呵もいいけれど、あまりに感情の出し方が淡々としていて、泣かせりゃ良いというものではないですが、もうちょっと情感があってもいいんじゃない?って、ああ、こうなるだろうけど…と、筋立てのために決まったセリフを言っているような感じがして、ちょっと冷めてしまいました。
おーさまに一途なところでは、年端のいかない娘の可愛らしさを出すのに、ヒロインとしては、変に子供っぽい言葉遣いの割に老獪に見えてしまって…。好きな作品なのですごく惜しいです。星を5つにしなかったのは、そんな理由なのです。
ちなみに、溺愛してくれる貴人との恋。という点で、併読している『黒伯爵は星を愛でる』や『蒼竜の側用人』と比べると、読後感の気持ちの良さからは『黒伯爵』に軍配が上がり、『側用人』と比べると、人間関係に読みごたえのある、本作の方に軍配を上げたくなります。こういう設定、今人気なのでしょうね。『狼陛下の花嫁』も読み始めましたが、似たような感じですし。次で、やっぱりこのお話面白い!となって欲しい。アミナ姫の恋も見届けてあげたいですもの。待て次巻!です!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
王様、甘い匂いに誘われ女子とのお茶会(笑)
アミトがヨルムンガンドの同席に乙女な反応(笑)
で、サリフィの必殺「あーん」は、王様の方が一枚上手でした。
さて、王妃の試練ガロア公爵の歓待ミストレス。まあ、王道展開です!(笑)いーんですこれで!
そっか、ジョズ、犬飼ってたんだ!そりゃ、ケモ姫には勝てませんね(笑)
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