怪物はささやく [DVD]

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監督 : J.A.バヨナ 
出演 : シガニー・ウィーバー  フェリシティ・ジョーンズ  トビー・ケベル  ルイス・マクドゥーガル  リーアム・ニーソン(声の出演) 
  • ギャガ (2018年1月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4589921406024

怪物はささやく [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • A MONSTER CALLS
    2016年 スペイン+アメリカ 109分
    監督:フアン・アントニオ・バヨナ
    原作:パトリック・ネス『怪物はささやく』
    出演:ルイス・マクドゥーガル/フェリシティ・ジョーンズ/シガニー・ウィーバー/リーアム・ニーソン
    http://gaga.ne.jp/kaibutsu/

    映画が気になっていたのでつい原作を先に読んでしまった(http://booklog.jp/users/yamaitsu/archives/1/4488593070)。原作もとても面白かったのだけれど、映画はやはり、イチイの木が動きだすところや、彼が語る物語を美しいアニメーションにしてあったりとか、ビジュアル面が素晴らしい。スタッフが『パンズ・ラビリンス』と被っているだけあって、ダークファンタジーとしての世界観のビジュアル化は秀逸。ラストに原作にはなかったエピソードが付け足されていたのも良かったと思う。ただエンドロールで妙にポジティブな主題歌らしきものが流れたのはイマイチだったけど。

    原作でも私はおばあちゃんが好きだったのだけど、映画ではシガニー・ウィーバーが演じていてイメージどおりのカッコイイおばあちゃん!子役の芝居は泣かせるし、少年の成長ものとしてコンパクトにまとまった良作でした。

  • 本で作品紹介を見ていて とても観たかった 楽しみしてた
    映画で とても良かった 満足です。
    イギリスの作家パトリック・ネスによる世界的ベストセラーを、「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ監督が実写映画化。孤独な少年と怪物による魂の駆け引きを幻想的な映像で描いたダークファンタジー。裏窓から教会の墓地が見える家で難病の母と暮らしている少年コナー。ある晩、彼の前に怪物が現われ、これから3つの「真実の物語」を語ること、そして4つ目の物語をコナー自身が語るよう告げる。しかもその内容は、コナーが隠している「真実」でなければならないという。嫌がるコナーをよそに、怪物は夜ごと現われては物語を語りはじめる。「PAN ネバーランド、夢のはじまり」のルイス・マクドゥーガルがコナー役で主演を務め、母親役をフェリシティ・ジョーンズ、祖母役をシガニー・ウィーバーが演じる。リーアム・ニーソンが怪物の声を担当し、モーションキャプチャーにも挑戦。
    想像力豊かの子供の頃 想像と現実の狭間にいる時代
    想像がいい事であれば…現実にそうなって欲しいと願う反面 自分にとって嫌な事であれば 信じない 夢だと思おうとする気持ち よく分かる 子供の頃の気持ちを思い出した。
    語る事で現実になってほしくない気持ちと本当は自分の中で認めてる事実や真実があること。本当は大人になっても
    人生は複雑に出来ていて…子供の時は それを受け止める事が脅威だというのも感じた。悪い事をしたのに罰はないの?「罰しても意味がない」それこそ、自立を促されてる事だなぁと感心しました。

  • 主人公の少年がおかれている環境は最悪だった。不治の病で長くはないだろう母親。自分と相性最悪の祖母。離婚し、家を出て再婚して子供作ってる父親。学校でのいじめや孤立。
    そんな少年のもとに現れたイチイの木の怪物。
    彼は少年に3つの物語を聞かせる。
    実は全て少年に対する寓話である。
    1つめは女王になった魔女と民に慕われる王子の話
    2つめは気難しい薬剤師と2人の子供を持つ牧師の話。
    3つめは人々から無視された透明な男の話。

    少年はイチイの木に叫ぶ。おまえは母親の病気を治しに来たんだ。母親の病気を治せ。
    イチイの木は言った。信じなければ治らない。私は少年を癒しにきたのだと。

    作品の途中から少年は「自分は罰せられるのか」としきりに聞くようになる。罰せられたいのだ。母につらい治療を止めてほしいと思う自分を。母を死に追いやろうとする自分をだ。そう真実の物語を話す少年をイチイの木の怪物は癒しにきたのだ。

    そして少年は、真実を告げるためにイチイの木の怪物に心を押されながら母の元へ。

    全編セピアがかった映像で、なんともいえない物悲しいさがありました。
    少年の苦しみを解消する手だてはなく、飲み込み消化するしかないという状況。切なくなります。
    おそらく怪物はそんな少年の心が作り出した幻想なんでしょうが、この怪物との対話で少年は目をそらし続けた現実に否が応でも向き合わなくてはならなくなります。声を荒げ泣き叫んでも変わらない現実に気づかされます。

    そんな少年の葛藤を繊細に描いたとても素敵な作品でした。

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