Number(ナンバー)937号 秋競馬GI頂上決戦 最強は俺たちだ。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
- 文藝春秋 (2017年10月12日発売)
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- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910268541077
感想・レビュー・書評
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2017秋競馬直前特集。
なのですが、自分の興味はヒクソンと高田の戦いについて。あれから20年か。プロレス最強の終わりの始まりで、総合格闘技の始まりのおわりの1戦。
リアルでは見てなくて、後々のアーカイブやらで見た自分は、いろんな情報が入り込んだ中見たので冷静にみれましたが、当時の衝撃は想像以上だったんだろうなぁと思います。
桜庭がグレイシーキラーになり、ヴァンダレイ・シウバが絶対王者に君臨し、ノゲイラ・ミルコ・ヒョードルと覇権を争ったPRIDEの熱狂の時代。あの空気をリアルで追いかけられたことは幸せ。その始まりがヒクソン対高田の試合なんだよなぁ。
高田本人は、あの試合後の心情の落としどころを見つけられてないようですが、日本の総合格闘技の歴史に残る試合であるのは事実。燦然とではないけれども。
プロレス最強に魅せられて、その道に入った人間が、その引導を渡すことになってしまうのは、皮肉なもの。だから、落としどころが見つからないのでしょう。
あの試合の意義は理解できても、戦った身としては勝つことが目的なので、負けたという事実の方がのしかかっているんでしょうか。
たぶん、この先もその心情は変わることはないのでしょうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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