- Amazon.co.jp ・電子書籍 (211ページ)
感想・レビュー・書評
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広島からフェリーで渡ったところにある寧島(ねいじま)。福の神の伝説が残る鄙びた島で暮らす早坂琉花はある日海辺で不思議な石像を拾う。なんとなしに小さな祈りを込めると石像はたちまち人間のような質感の皮膚をもった生き物へと姿を変えた。寧島には徐々に人々の欲望が渦巻き、人々の心も島の姿も変わっていくことになる。
サイコサスペンス?なんと呼べば良いのだろう。Twitterでツイ友さんが絶賛していたので、とりあえず6冊まとめて買って読んだ。言葉では形容しがたい不気味さを上手く表していると思う。「フクノカミ」の存在は確かに怖いのだけれど、たまに可愛く見えたりでもやっぱり気持ち悪かったりして画力がある作家さんだなと感じた。便器の裏のあれはダメだ、ぞわっと鳥肌が立ったのはいつぶりか・・・。おばあちゃんがたまに正気に戻るときがあるので、頑張れ!と応援したい気持ちになる。「フクノカミ」が2人増えたのは一体どういう意味なのか?対立しているように見せかけて結局仲間なのか?そのあたりをもう一度読み直してみたいところ。
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1、2巻のじわじわと侵食される日常を描いた緊迫感の勢いが緩んだせいか作品に引き込まれる欲求は落ち着きましたが、それでも予断を許さない状況は変わりなく続きが気になって仕方ない漫画の一つであることは断言出来ますね。
フクノカミの正体、主人公との因果関係、島の過去などなどまだまだ謎の部分と今後の展開、そして、何よりも如何に上手く物語を着地させるのかによってこの漫画の高評価は磐石なものになると思います。
刻刻途中で読むのを辞めたのを今更ながら後悔。 -
・斬新なアイデア
・民俗学的な視点
・心情描写などで無理矢理なところもある。
・便器の蓋の裏のやつがトラウマ級
・そこそこ楽しめる -
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ぞわっとする