クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない! そんな私が、1年間洋服を買わないチャレンジをしてわかったこと (扶桑社BOOKS) [Kindle]

著者 :
  • 扶桑社
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (201ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最近こういうたぐいの本がたくさん出てるけど、江國香織さんの本の装丁とかでも好きだったイラストレーターの松尾たいこさん、ということで興味がわいて読んでみた。(すごくさくっと読めてしまったので、読みものとしてはコストパフォーマンスは悪いかも…)

    ストレス解消もあって服を買っちゃう、買わないとつまらない、よく考えずに買っちゃう、買っても買っても好きな服・着たい服はない、っていうのは、まったくわたしも同じ。まねしてわたしもチャレンジやろう!とは思わなかったけど、自分が気に入っていて着心地のいいものなら同じ服を着てたっていいから、「着回し」のために好きでもない服を買うのはやっぱりやめよう、と思った。ほかにもいろいろ、そうだなーと思ったり、参考になったことはたくさんあった。たぶん年齢が近いだろうこともあって、中年ならではの注意すべきこととか。
    (ただ、けっこう、地曳いく子さんの本でも読んだことあるなーと思っていたらば、参考になった本のリストに地曳さんの本もあった……)

    単なる「断捨離」や「ミニマリスト」とは違う感じもよかった。わたし、「断捨離」は終活=死を想定してるのか…とか、「ミニマリスト」はそんな二、三着の制服みたいに着るとかつまらなすぎ…とかすごく暗い気持ちになるんだけど、松尾さんはチャレンジ途中も、なんていうか悲壮感とか使命感みたいのがなくて、ずっと楽しそうで、単チャレンジ終えての結果も、無駄でも「好き」なら気持ちを上げるためにも必要だとか、おしゃれはやめたくないってことになっているのがよかった。逆にふとなんだか買い物したいと思ったくらい(ダメか?笑)。もちろん買うなら本当に好きなものを!

    あと、それほど触れられていないんだけど、このチャレンジを達成できたことで、ほかのこと、たとえば車の運転とか一人旅とかにもチャレンジできた、って書いているのがなんだかいいなあと思った。

  • 定期的に摂取しておく服の断捨離系本。
    目新しいことは何もなくても、ああそうだ、買いすぎには注意しようと思う。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

広島県呉市生まれ。イラストレーター。第16回ザ・チョイス年度賞鈴木成一賞受賞。これまで300冊近い本の表紙イラストを担当。横山秀夫「クライマーズ・ハイ」カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」「奇想コレクション」シリーズなど。著作に、江國香織との共著「ふりむく」角田光代との共著「Presents」「なくしたものたちの国」がある。イラストエッセイ「出雲IZUMOで幸せ結び」「古事記ゆる神様100図鑑」を発表するなど、神社にまつわる仕事も多い。2013年には初エッセイ「東京おとな日和」を出し、ファッションやインテリア、そのライフスタイル全般にファンが広がる。CM,広告の仕事に加え、六本木ヒルズのグッズパッケージを多く手がける。2014年からは福井にて「千年陶画」プロジェクトスタート。

「2016年 『ブータン しあわせの日めくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松尾たいこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×