クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない! そんな私が、1年間洋服を買わないチャレンジをしてわかったこと (扶桑社BOOKS) [Kindle]
- 扶桑社 (2017年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (201ページ)
感想・レビュー・書評
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最近こういうたぐいの本がたくさん出てるけど、江國香織さんの本の装丁とかでも好きだったイラストレーターの松尾たいこさん、ということで興味がわいて読んでみた。(すごくさくっと読めてしまったので、読みものとしてはコストパフォーマンスは悪いかも…)
ストレス解消もあって服を買っちゃう、買わないとつまらない、よく考えずに買っちゃう、買っても買っても好きな服・着たい服はない、っていうのは、まったくわたしも同じ。まねしてわたしもチャレンジやろう!とは思わなかったけど、自分が気に入っていて着心地のいいものなら同じ服を着てたっていいから、「着回し」のために好きでもない服を買うのはやっぱりやめよう、と思った。ほかにもいろいろ、そうだなーと思ったり、参考になったことはたくさんあった。たぶん年齢が近いだろうこともあって、中年ならではの注意すべきこととか。
(ただ、けっこう、地曳いく子さんの本でも読んだことあるなーと思っていたらば、参考になった本のリストに地曳さんの本もあった……)
単なる「断捨離」や「ミニマリスト」とは違う感じもよかった。わたし、「断捨離」は終活=死を想定してるのか…とか、「ミニマリスト」はそんな二、三着の制服みたいに着るとかつまらなすぎ…とかすごく暗い気持ちになるんだけど、松尾さんはチャレンジ途中も、なんていうか悲壮感とか使命感みたいのがなくて、ずっと楽しそうで、単チャレンジ終えての結果も、無駄でも「好き」なら気持ちを上げるためにも必要だとか、おしゃれはやめたくないってことになっているのがよかった。逆にふとなんだか買い物したいと思ったくらい(ダメか?笑)。もちろん買うなら本当に好きなものを!
あと、それほど触れられていないんだけど、このチャレンジを達成できたことで、ほかのこと、たとえば車の運転とか一人旅とかにもチャレンジできた、って書いているのがなんだかいいなあと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
定期的に摂取しておく服の断捨離系本。
目新しいことは何もなくても、ああそうだ、買いすぎには注意しようと思う。