ロボット・イン・ザ・ハウス ロボット・イン・ザ・シリーズ (小学館文庫) [Kindle]
- 小学館 (2017年11月12日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (343ページ)
感想・レビュー・書評
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「ロボット・イン・ザ・ガーデン」(感想はここ→http://booklog.jp/item/1/B01H3CSC8Y)の続編。
ものすごく読んでて楽しかった!ロボットのタングはあいかわらずかわいいし、さらにまた一台なぜか庭にやってきたロボット、今度はタングとは違うスマートな女の子で
、それもまたかわいくて(口調が、訳し方かもしれないけど、すごく雰囲気出てて)。
前作とは違って、壮大な冒険もアクションぽい場面もないので、もの足りないと思う人もいるかもしれないけど、「イン・ザ・ハウス」なのです、日常なのです。わたしはむしろこの平凡で平和な日常の話を日記のように毎日いつまでも続けてくれてもいい!と思った。
前作でもおなじこと書いてる、と思ってわれながら笑ったけど、こんなに楽しい話で、最後にクリフハンガーで「続く」とかなったり、最後に悲しい場面があったらどうしようと少々おびえつつ読んだんだけど、そんな心配は不要だった。(ってこれもネタバレっていわれる?)
安心して読める、いやな気持に一度もならない本ってすごく貴重かも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
AIが活躍する近未来のイギリス。妻に去られた三十代ダメ男のベンと、庭に現れたぽんこつ男の子ロボット・タングの旅と友情、成長を描いた『ロボット・イン・ザ・ガーデン』。多くの「タング・ロス」の声に応え、続編が登場。ベンと元妻エイミーに女の子ボニーが誕生して九カ月。二人は微妙な関係のまま、タングとボニーの両親として暮らしていた。お兄ちゃんになったタングは、妹のお世話をしようと大奮闘。喜んだりやきもちを焼いたりとてんやわんや。そんなある日、庭にまた一体のロボットが…。人間とロボットの絆を描く、面倒くさくも愛おしい家族の物語。