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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (371ページ)
感想・レビュー・書評
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5年後を目処にIT業界の行方を解説するITナビゲータの2018年度版。
2018年度版では、2020年東京五輪に向けて、クラウド、IoT、AI時代に本格的に突入していく様が描かれている。ITは単なる業務の効率化を目的とした利用への時代から、経営・専門分野への積極利用の時代へとシフトしていく。
インテグレータの役割は、すでに業務をIT化するための専門家集団から、経営・現場・個人・社会が抱える問題のソリューションプロバイダーへと変化しつつある。しかし、今後はIoTで得られる情報が飛躍的に増大し、AIでその分析能力が一気に高まり、クラウドサービスによって導入や改善のスピードが飛躍的に高まるだろう。そしてこの3つが組み合わさったとき、より広い層に、より深いサービスを、より素早く提供できるようになる。
2017年度と2023年までの様々な市場規模が記されているので、IT業界に生きる人々にとっては必読の書と言っていいかもしれない。一方で、利用者や経営者の方にとっては、思っているより進んだ世界が広がっていることが分かる一冊と思われる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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