「いまどき部下」を動かす39のしかけ―――その「任せ方」、もう通用しなくて当然です。 [Kindle]

著者 :
  • 三笠書房
3.35
  • (1)
  • (8)
  • (9)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 63
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (167ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『いまどき部下』の傾向、分析にやや違和感はあるものの、具体的な接し方、仕事の教え方はよくわかる一冊。昭和のおじさんからしたら、今の若者はこんな感じなんだろうな…。

  • 【為になった1文】
    「幸福とは」
    上司は部下に「怒る」必要はありませんが、部下を「諭す」必要があります。

    (ブログで本書をご紹介しています)
    https://drabbitblog.com/%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%a9%e3%81%8d%e9%83%a8%e4%b8%8b%e3%82%92%e5%8b%95%e3%81%8b%e3%81%99%ef%bc%93%ef%bc%99%e3%81%ae%e3%81%97%e3%81%8b%e3%81%91/

  • 時代が変わったという事を受け入れる

  • 残業当たり前、昇進こそが働く目標というのは過去の話。今どきの部下は、ライフワークバランスを重視し、給与もそこそこ、昇進して重い責任を背負いたくないのが特徴だと筆者は説く。
    若者の中には確かにそうした者もいるだろうし、社畜、ブラック企業という言葉があるように昨今はプライベートをないがしろにする働き方は敬遠される傾向にある。
    本書ではそうした特徴をもつ今どきの部下への接し方が述べられている。

    私がメモしたのは以下4点。
    ・指示は細かくする。なるべく早くといった抽象的な言葉でなく、具体的にいつまでに完成しなきゃいけないか、どのような様式でかなど。ただし仕事の成否に関係ない点は部下の判断に任せる。
    ・部下にはまず質より量で仕事を与える。とにかく経験を積ませて、基礎能力を鍛える。そこから質重視へ移行させる。
    ・「あなたのおかげで〜になった」といった褒め方は効果的。また部下のおかげで自分以外の周りの変化に言及するのもアリ。
    ・部下を変えるのでなく自分を変える。幅広い経験だけでなく、深い知識も必要。これは読書によって培われるので、私ももっと本を読んで教養を深めたい。

  • いまどき世代は自信がなく、気を使う人が多い。分からないことがあっても行動しない人がいるので、悪いルーティンを払拭する仕組み化と管理者としての振る舞いや言動について確認する必要がある。

    自分自身は管理職というわけないが、いまどき世代のお客様と接するときに参考になりそうな部分が多くあった。

    メモ
    ・仕事を任せるかどうか判断する1つに、プレッシャーに強いかどうかも大切。
    プレッシャーに強い人は「面白い」「楽しい」「何とかします」という前向きな言葉を使い、弱い人は「どうしましょうか」「無理だと思います」「何故私が?」「どうしてもというなら、、」とネガティブな言葉を使いがち
    ・「平等」ではなく「公平」に評価する

  • 職場の上司が読んでいて、タイトルに惹かれてお借りしました。
    部下を動かす、というシチュエーションは少ないのですが、励ましたり、勇気づける機会はあるので、いまどき部下のプレッシャーの感じ方、仕事における価値観の違い、目標は可視化して、など大変参考になりました。
    読んでいなかったら、声かけもただのプレッシャーになっていたかもしれません。
    若い世代に関する情報は、きちんとアップデートしなければと感じました。
    ありがとうございました。

  • 書かれている内容は普通だと思いました。読みやすくて振り返りやすいので、困ったときに立ち戻るのに便利だと思います。

  • 自分の考えの古さを痛感。

  • 目新しい内容はない。
    仕事を任されたら誰に任せるかを考える,というのはヒントになりそう。常に20%くらいの余力を持っておきたい。

  • 私の部署に「いまどき」な人はいないので、皆さんいったいどんな苦労をされているのかとか、将来私の部署にも「いまどき」さんが来るかもしれないしとか、少し興味本位で読み始めた。本書内にもあるように、しかし、どんな世代にも、いろんな人がいるものである。今指導している部下のことや、今の部署をよい雰囲気で運用するにはということを、考えるのに、ドンピシャな本だった。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

池本克之(いけもと・かつゆき)
組織学習経営コンサルタント。株式会社パジャ・ポス代表取締役、NPO法人Are You Happy? Japan 代表理事。
1965年神戸市生まれ。日本大学卒業後、金融会社を経て、ソニー生命保険に入社。わずか2年で「全国トップ20」の成績をあげる。その後、マーケティング会社、通販会社の経営を経て、ドクターシーラボ、ネットプライスなどの社長を務める。年商3億円の企業をわずか4年で120億円にするなど、さまざまな企業の上場、成長に貢献し「成長請負人」と呼ばれる。現在は数社の社外取締役を務めつつ、コンサルタントとして一部上場企業からベンチャー企業まで200社以上を指導。
著書に『「いまどき部下」を動かす39のしかけ』『「すぐやるチーム」をつくるたった1つの考え方』『“圧倒的信頼”が手に入る営業PDCA』(以上、三笠書房)など多数。

「2023年 『「それでも稼ぐ人」33のルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池本克之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×