ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(字幕版)

監督 : ジョン・リー・ハンコック 
出演 : マイケル・キートン  ニック・オファーマン  ジョン・キャロル・リンチ  ローラ・ダーン  リンダ・カーデリーニ  パトリック・ウィルソン  B.J.ノヴァク 
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感想・レビュー・書評

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  • 岡田斗司夫さんのオススメで見た。

    マクドナルドの創業期の話
    史実を元にした話だけあって、リアリティがあって面白かった。しかも実際にマクドナルドのような巨大企業の立ち上がりを追体験できたのは胸熱だった。

    テーマとしては、「覆せない逆境(契約)はない」
    というものだと自身は感じた。

    クロックが、マクドナルド兄弟との契約を破棄することと
    妻との結婚(契約)を解消することが二重の「覆した契約」となっている。

    クロック視点からは、覆すだけの理由があった。
    一言でいうならマクドナルドドリームを何人たりとも妨げてはならないということだ。
    リスクをとった分、対価が得られるという意味ではアメリカンスピリットを体現している作品でもある。

    ただ、クロックがいう「ビジネスが弱肉強食の世界だから仕方がない」というロジックや「最後スピーチシーンの前に見せる曇った顔」は、破壊してきたものへの無念さや辛さが写っている。

    こういう成功の影も描いているという点で、この作品は魅力的だ。

    別の話になるが、個人的には
    個人的にはマクドナルド兄弟の0=>1のブレイクスルーが大好きだ。(テニスコートあたり) ただ、それだけではグローバルに戦えないというのもまた現実なのかもしれない。
    マクドナルドを不動産ビジネスと捉えたキーマンも素敵だった。

    色々と考えさせられる素敵な作品だった。

    追伸: マックシェイクが、液体に戻ったとエンドロールで語られるが、あれはマクドナルド兄弟が正しかったミスディレクションになっているという岡田さんの指摘は面白かった。
    確かにそう勘違いされてしまって仕方ない説明だった。
    セントラルキッチン方式になったという裏話。なるほど面白い。

  • オーダーが入る。どんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店<マクドナルド>があった。合理的な流れ作業の“スピード・サービス・システム”や、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、兄弟を説得し、契約を交わす。次々にフランチャイズ化を成功させていくが、利益を追求するレイと、兄弟との関係は急速に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、兄弟との全面対決へと突き進んでいく――

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