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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4995155251338
感想・レビュー・書評
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事実を元に作ってあるのでいろんな意味で衝撃でした。エンディングのリアル映像がより圧巻。まさかドンくんが出てたなんて♡
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この前見た「タクシー運転手」の続編ととらえると、がぜん興味が沸いてきます。フィクションも織り交ぜてケレン味もあった「タクシー運転手」に較べると、本作は地味で重い。民主化を求める民衆に対して軍事政権は反動を強めるわけですが、現場の軍人たちは民主主義を憎んでいるわけでなく、ただ共産主義者を憎んでいるだけあったりする。「民主化」というベクトルと「反共産主義」というベクトルが複雑に交差している当時の韓国のこんがらがった状況をうかがい知ることもできました。
韓国という国が「民主主義」を手にするためにどれだけ国民が血を流してきたかということをこの両作を見てよくわかりました。敗戦後にアメリカによって「民主主義」がもたらされた日本とはそこが違う。だから日本人は「民主主義」をないがしろにするんではないか。そんなことを考えてしまいました。
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