バック・トゥ・レトロ 私が選んだもので私は充分 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 良いことが書いてあるが、何も残らない。

  • 私たちがいつも「時間がない」と思うのは「やることが多すぎる」から。時間は自分自身で管理するもの。なぜなら「時間」こそが私たちの「人生」だから。「ゆっくり生きる」。「緩慢」は創造性に必要な「ゆとりの時間」。幸福は自分の外にはない。幸福は自分の中に「ほのぼの」と感じるもの。人生の勝者になること、競争に勝つことが全てではない。大切なのば幸せに生きること。デジタル化によって便利になったものもあるが、自由、プライバシー、五感、個性、良識、謙遜、忍耐力、利他主義といった人間的美徳が失われた。

  • ・規則正しい時間割、これらはすべて良識ある暮らし方です。滅茶苦茶な慌ただしい生き方は大人ではない証拠でいた。
    ・選択肢が多くなればなるほど、私たちの満足度が低下していく
    ・イギリス人に言わせれば「良識」でないものはすべて時間の無駄
    ・仕事をし、掃除をし、友人とランチをとり、散歩をし、ときには面白い映画でも見てくつろぐ。無理のない習慣化された生活、これほど変哲のない健全な暮らしぶりはないでしょう。
    ・日曜日はせめて少しの時間でもそうした本を静かに読んで過ごしたいと思う。ホメロス、ミルトン、シェイクスピアのどれか一冊を開かずに暮れた日曜日はめったにない。
    ・幸せな人生の秘訣は、自分の能力と興味に見合った仕事ができること
    ・便利であっという間に自動的に仕上がるような簡単なものばかり求めないようにしましょう。例えば編み物や塗り絵などの手作業に時間を割いてみると、ひとりで静かに考える時間が作れます。このような過ごし方も心を健全に保ち、気持ちを休めてくれます。ゆめゆめこれを時間の無駄と思わないようにしましょう。それよりもいそのこと、「時間を失う」練習をしてみてはいかがでしょう。楽しみにもお金にもならないことしてみるのです
    ・感性を磨き、個性を鍛え、持ち前の素質とセンスを洗練させましょう
    ・新聞は週一回読むことに決めて、それを守ることに成功している。おかげで、酒をグラスに一杯程飲み、音楽を聴くという人生でもっとも重要なことに集中する時間が確保できた
    ・友人や仲間にしても、活力を与えてくれる人や、一緒にいると心弾む機嫌のよい人とつきあうようにしましょう。自分の人生には努めて上質の喜びを与えてくれるものや人を選んでみませんか
    ・心の軽さは忍耐や規律で得られる
    ・自己規律された者にはそのものが当人の心の拠り所となる

  • 内容は、いつものこの方の感じで、何冊か読んでいる人には目新しくないと思います。
    私自身は、この人がここであげている何冊かの本が、前から気になりつつ読むのを忘れていた本だったので、この機会に読もうと思いました。
    ということで、まぁブックガイドとしてよかったかな‥ということで。

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著者プロフィール

ドミニック・ローホー――著述業。
フランスに生まれる。ソルボンヌ大学で修士号を取得し、イギリスのソールズベリーグラマースクール、アメリカのミズーリ州立大学、日本の仏教系大学で教鞭をとる。アメリカと日本でヨガを学び、禅の修行や墨絵の習得などをとおし、日本の精神文化への理解を深めてきた。フランスはもとより全世界で著書がベストセラーに。『ゆたかな人生が始まる シンプルリスト』『シンプルに生きる 人生の本物の安らぎを味わう』(以上、講談社+α新書)、『シンプルだから、贅沢』(講談社)ほか、日本でもその著作は大きな支持を得ている。

「2022年 『成熟とともに限りある時を生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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