葱 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  •  冒頭、作者の切迫した現状の話があり、どんな話が始まるのかと思ったら……。たぶんにやっつけ仕事だったのかもしれないけれど、やっつけ仕事にしては設定がちゃんと完成されている物語が完成していて、さすがは芥川なのか、それともやっつけではなかったのか。
     美しい風景が、葱、しかも1束4銭というレア葱を見てしまった瞬間に現実に引き戻されるという。どんなに美人さんでも、これからデートだというのに1束4銭の葱買って嬉しそうな顔をしている彼女を見たら、そりゃハイカラボーイは幻滅するだろうな。

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