一房の葡萄 [青空文庫]

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著者 : 有島武郎
  • 青空文庫 (1999年2月13日発売)
  • 新字新仮名
  • 青空文庫 ・電子書籍

一房の葡萄の感想・レビュー・書評

  •  ここに登場する人々はみんないい人です。語り手はクラスメイトの絵の具を取ったことについて良心の呵責を感じ、それを発見したクラスメイト達は乱暴もせず暴言も吐かずに許してくれます。そして先生は性善説に立って問題を解決します。ファンタジーの世界です。
     私も幼い頃からこんな善男善女ばかり登場するファンタジーな読み物ばかり読んで無菌状態のすっかり甘いスイートちゃんになっていました。
     そして現実の学校の雑菌やばい菌がウヨウヨする汚れた人間関係に対応できず、精神を病んで人生から転落してしまったのです。あまり美しい物語ばかり読むのも考えものです。

      
     しかし善男善女ばかり通っている学校らしく、先生は個室を持っているようです。まるで大学の教授並みの待遇ですね。一般庶民が通う学校のような職員室ではありません。個室でなく職員室だったら、もっと展開が違っていたでしょう。
     窓から葡萄が取れるとはなかなか優雅ですが、葡萄とはそんなに簡単になるものでしょうか。かなり手間がかかって農薬も使うというイメージなのですが。

     
     そして先生やジムのその後はどうなったのでしょうか。
       http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20171107/p1

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