碁石を呑んだ八っちゃん [青空文庫]

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著者 : 有島武郎
  • 青空文庫 (2000年10月18日発売)
  • 新字新仮名
  • 青空文庫 ・電子書籍

碁石を呑んだ八っちゃんの感想・レビュー・書評

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  •  見せ物・大道芸に関心のある私としてはこんなタイトルを見ると人間ポンプを思い出すのですが、もちろんそんな話じゃありません。命にかかわる深刻な事件です。
     赤ん坊は何でも口に入れるというのは本能のようです。
     赤ん坊や幼児の喉詰めの危険性啓発のために読んでおくべき必読作品です。

      
     兄弟といえどもライバルの始まり。弟に対する兄の心境がうまく描かれています。著者は子どもの心をよく知っているというか、忘れない方なんですね。
    「婆や」という人が登場します。何だかお婆さんのようなイメージで描かれていますが、八っちゃんにお乳をあげている乳母のようで、お乳が出るくらいならそんなに年寄りでないはずです。
     食っていくためにいいとこの家に乳母に来て、赤ん坊に喉詰めという失態を演じてしまい、そんなに年が違わないであろう家の奥方に謝っているのを見ると気の毒です。お金のあるなしによって境遇・待遇が変わるという社会の厳しい現実を描写していますね。
       http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20171107/p1

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