愛 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字旧仮名
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  • 『その人にまた逢ふまでは、とても重苦しくて気骨の折れる人、もう滅多には逢ふまいと思ひます。』

    『いま男の誰でもが私に触つたら、ぢりゝと焼け失せて灰になりませう。そのことを誰でも男たちに知らせたいです。』

    『しかし私に取つてかういふ奇蹟的な存在の人が、世間では私の母の廉い仕立ものゝお得意さまであつて、現在、製菓会社の下級社員で、毎日ビスケツトを市中に届けて歩き、月給金○○円の方であるとは、どうにも合点がゆきませんです。』

    チェロ奏者だろうか。

  • 静かな口調で語りかけられているよう。旧仮名遣いだからか、じんわりする。
    2015/9/17

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著者プロフィール

おかもと・かのこ
1889年に生まれ、
1953年に没した、日本の小説家。
代表作に
『母子叙情』
『老妓抄』
『生々流転』など多数。



「2019年 『美少年 岡本かの子 アムール幻想傑作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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