もみの木 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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感想・レビュー・書評

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  • クリスマスなので。
    毎年読みたくなるけれど実際に読んだのは子供の頃以来。
    昔もっていた本の中に入ってた話。
    私の頭の中でこれは「すずの兵隊」とセットになっている。

    過去を持たない頃は未来に夢を見て、未来が見えなければ過去にひたろうとする。
    「若い頃は若さの価値に気づいていなかった」とふりかえるときにさえ、過去に戻りたがっている。
    そうやって、「今」をないがしろにし続けるからどこにもいけない。
    そんな話。

    大人目線で読んでみたら、なんだか結婚(=結婚式)にあこがれる女の子の話みたいだった。

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著者プロフィール

編者 楠山正雄 (くすやま まさお)

1884(明治17)年、東京生まれ。大正・昭和期の児童文学者、演劇研究者。早稲田大学英文科に入学し、広くヨーロッパの諸文学を学ぶ。島村抱月、坪内逍遥に師事。大学卒業後、早稲田文学社、読売新聞を経て、冨山房に入社。雑誌や辞典の編集、「規範家庭文庫」全24巻の編集など多くの本に関わり、児童文芸雑誌「赤い鳥」などに古典や昔話の再話を発表。『アンデルセン童話集』や本書など、編著作多数。1950(昭和25)年、逝去。

「2023年 『源氏と平家 最新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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