小説 円朝 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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感想・レビュー・書評

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  • こいつは面白いではないか。
    大体において青空文庫は妙に昔風というか、文学!って感じというか、まぁ今どきの本に慣れてると厳しいんだけど、これは普通に読めるし。適度に挟まれる会話の「」もページを稼いでくれるし。
    と、そんなどうでも良い部分はさておき、この圓朝という人がなかなか前向きで、歩きスマホしてる若者と大差ない二宮金次郎よりはこの人の像でも建てたらどうだ。
    常に謙虚にひたすら落語道を邁進しつつ、裏切られてもへこたれず、酷いことされても良いところを見つけ、いや、でもここまでやっちゃうと一般人の目標としては無茶か。

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著者プロフィール

明治37年(1904)東京市神田区生まれ。昭和33年(1958)歿。作家、寄席研究家。落語や浪曲の台本を書き、大衆芸能の啓蒙に努めた。作家としては永井荷風、らの影響を受け、弟子には小沢昭一、三代目桂米朝、鶯春亭梅橋、その弟の都筑道夫、加藤武、小島貞二らがいた。著書多数。

「2018年 『月夜に傘をさした話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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