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- 青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
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自然主義批判的な
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身につまされるやら,何やら慎み深くなります.
「人生を底まで見極めたようにふるまっている」けれど,結局は小さな人間でしかない,という内容でした.
明治大正期の人間に比べては,現代のわれわれは
もっと沢山の限界を突破して,多くの可能性を実現して,
いくつもの境界をとりさってきているけれど,
でもまだ,本質的には変わりません.
現代のグローバル社会,情報化社会では,
むしろ明治大正期よりももっと,
国内外にある手の届かない人,才能,物事が感じられて,
ますます今の自分の浅薄さが身に沁みます.
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