寄生獣(1) [ブックライブ]

著者 :
  • 講談社
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  • ブックライブ ・電子書籍
  • / ISBN・EAN: 9784063140262

感想・レビュー・書評

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  • 電子版で
    ハード描写あり、されど名作
    ミギー!

  • 有名な作品なので、あらすじよりも「人間は生き物を殺して食べることについて深く考えずに生きている」という点に注目したい。
    寄生生物たちは生まれてすぐどう生きるべきか指令がくる。「この種を食い殺せ」と。野生動物も誰に習うでもなく獲物を捕まえ食べる。
    人間だけが飽食の時代が続き、本能が鈍ってる。「天敵から食べられるかもしれない恐怖」を知らず、寄生獣の出現によって初めてその恐怖を味わうことで、動物の命を奪って食べることについて考える。
    「牛や豚をさんざんミンチにして食ってきたくせにいまさら何を驚く?」―寄生生物のセリフのとおり人間がミンチにされて食べられる側になるのを想像した後で、「このハンバーガーまずい!」と食べかけを捨てた若者が極悪人に思える。命を奪って食うとはいったい…?(書店員・みゃう)

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著者プロフィール

1960年7月28日生まれ。東京都出身。1985年、ちばてつや賞入選作品『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。『寄生獣』で第17回講談社漫画賞(1993年)、第27回星雲賞コミック部門(1996年)受賞。2003年より「アフタヌーン」にて『ヒストリエ』の連載中。

「2004年 『雪の峠・剣の舞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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