人気のレビュー

ブクログで話題になっているレビューです。長文のレビュー、熱い感想を読んで好みの本に出会いましょう!

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銀河英雄伝説 2 (ヤングジャンプコミックス)

銀河英雄伝説 2 (ヤングジャンプコミックス)

藤崎竜 マンガ 2016年5月19日 Amazon.co.jpで見る ¥ 181

新書の原作は何度も読んだ。後に文庫版となったときもすべて揃えた。流石に24万円のアニメDVD-BOXは購入しなかったが、CS放送でやったものは何度も見た。 一体何回目に触れる銀英伝だろう。 でも、これまでに何度も読んできた田中芳樹の銀英伝とは違う。 これは藤崎竜の銀英伝だ。 この年齢になってまた新しい銀英伝に出会えたことに感謝したい。

Harmonia

Harmonia

志方あきこ 音楽 2009年3月17日 Amazon.co.jpで見る ¥ 2,700

初めて志方あきこさんのアルバムをちゃんと買ったもの。
バッチリ初回版で購入しました。

~内容~
アルバム内は4つのキーワード、「風」「火」「水」「地」から構成されており、全体を通して“交響曲”となっている。

個人的には『埋火』、『アオイロ缶詰』、『Amnesia』が好きですね。
中でも『埋火』が一番のお気に入りです。一聴き惚れしました。
歌詞を天野月子さんが書かれていて、独特の世界観と多重音声がマッチしています。

『謳う丘~(略)』もアレンジバージョンで入っているので、「アルトネリコ2」をプレイされた方は一度聴いてみると面白いかもしれません。

「Navigatoria」「RAKA」の流れからすると毛色が変わっている(と感じる)ので、人によって好き嫌いがバッサリ分かれるかと思います。

長々と失礼しました。

Mの暗号

Mの暗号

柴田哲孝 2016年10月12日 Amazon.co.jpで見る ¥ 1,944

柴田哲孝初読み。いわゆる「M資金」もの。何者かに父を殺害された元弁護士の小笠原伊万里は、殺害された父が祖父から預かっていた謎の地図と暗号を手に東大で特任教授を務める歴史作家の浅野の元を訪ねる。彼女の祖父が、戦後消えたと言われる「M資金」やGHQ、はたまたフリーメイソンにまで繋がっていることを掴んだ二人は、「ギャンブラー」と元CIAの正宗の力を借りて、消えた金塊を追う…うーん、簡単に言うと、日本版「ダヴィンチ・コート」。同じ「M資金」を扱った福井晴敏の「人類資金」より内容も軽く、エンタメ作品として楽しめる。4人を主人公にした作品は、今後も続きそう。

本日は、お日柄もよく (徳間文庫)

本日は、お日柄もよく (徳間文庫)

原田マハ 2013年6月7日 Amazon.co.jpで見る ¥ 700

年齢的にもう友人の結婚式に出席する機会はないだろうと思っていたら、何年かぶりに先月その機会がありました。しかも1カ月に3度も。招待客の誰もがスピーチを頼まれるのは緊張するから嫌だと思っているからか(笑)、昔に比べるとスピーチする人がうんと減っているようですが、それでもいくつかのスピーチは拝聴。この作品はタイムリーです。

製菓会社に勤めるOLのこと葉は、ひそかに想いを寄せていた幼なじみの厚志の結婚披露宴に招待されて凹みまくり。主賓のスピーチがあまりに退屈で睡魔に襲われたが、その後登場したある美人女性のスピーチが素晴らしく、心を奪われる。翌月に親友の結婚披露宴にも招待されていること葉は、スピーチを頼まれている。あの美人女性にスピーチの極意を指南してほしいと、厚志から彼女を紹介してもらったところ、彼女は伝説のスピーチライター、久美だった。久美の言葉に魅せられたこと葉は、自身もスピーチライターを目指すのだが……。

スピーチ十箇条から始まる序盤はとても面白い。久美に弟子入りしてからのこと葉は、話し上手ではなく聞き上手になり、着るものの趣味まで変わります。親友の結婚披露宴でのスピーチは、読んでいても泣けるほど。中盤以降、選挙に参加するようになると、話はちょっぴり退屈に。この演説で私は心を打たれるだろうかと考えるとそうは思えず、冷ややかな目で見てしまう部分があります。

本作に並ぶスピーチを読んでいて、考えることはいろいろ。会社の偉い人や学校の先生、さまざまな会場で大勢を前にして話す人が、最近の子ども若者は人の話を聴かないと怒ることがあるけれど、聴かせられない自分にも問題があるのではと思うことがしょっちゅうあります。そういう人たちにはぜひ本作を読んで、人が聴きたいと思うような話し方を考えてほしい。

「言葉っていうのは魔物だ。人を傷つけも、励ましもする。この魔物をどう操るか。それは、話す人次第なのだ」。作品中の言葉です。

泣くなら、ひとり 壇蜜日記3 (文春文庫 た 92-3)

泣くなら、ひとり 壇蜜日記3 (文春文庫 た 92-3)

壇蜜 2016年10月7日 Amazon.co.jpで見る ¥ 713

このエッセイももう3冊目。彼女の文章が私は好きだ。もっと小説も読んでみたいな。

火花 (文春文庫)

火花 (文春文庫)

又吉直樹 2017年2月10日 Amazon.co.jpで見る ¥ 350

芥川賞でも直木賞でも本屋大賞でも、どの賞であれ賞をとったからというだけで読む本を決めたことは今までなかったのですが、この本に関しては「芥川賞を受賞した」ことが手に取った理由の8割9割を占めている自覚ありです。著者の経歴と芥川賞受賞が重ならなければきっと読まなかったと思います。残る理由は文庫化されたことで、価格的に「読んでみるか~」のハードルが下がったので。

文章は拙いということはないのですが、どこかぎこちない。テーマの扱い含めて初々しくて読みながらこっちが照れていました。ぎこちないながらも体当たりの直球勝負という印象。文章力はもっと磨く余地があるかな、と正直思います。このこなれた感じのなさも味なのかもしれませんが、小説を書きつづけるならもっと練っていける。
テーマは心の叫びというか、むしろ呻きというか。本音なんでしょう。若いです。でも悩むよね、己れの求める最高の表現、と、読者に寄り添って理解される伝達、この乖離というか齟齬っていうか。平たく言っちゃえば理想と現実の距離なのかな。自分の若いときを思い出して変な笑みがこみあげました。
誰に見られることなくても、芸術は芸術として存在するのか?
紡ぐ当人の思惑を完璧に映し出していれば誰にも理解されなくても芸術なのか?
あるいは、伝えて受けとめられて、そこで初めて芸術は完成するのか?
どの立場が正しい間違っているということはないのだと思います、単純に自分と作品の向き合いかた、というだけの話。でも自分が信じる道を歩いていくなら作品への態度は決めていたほうがきっと迷わないよね、というだけ。それだけの、重大なお話。
(「芸術」「作品」というのはこの物語でいえば「お笑い」に置き換えてください。そしてそれはたとえば社会人なら「仕事」に置き換えられるかと思います)

ラストは…これでいいのか。とちょっと唖然としましたが。唐突な感は否めない。ある意味ハッピーエンドなのかなぁ、どうなのかなぁ。

途中途中で時々ひっかかったのが、著者が主張したいことを勢いにのって書くあまり、饒舌に表現を重ねすぎて焦点が却ってぼやけてしまうところ。あと自分のなかで辻褄をあわせきれないまま書き進めたのか、理屈を並べ立てて、コーティングしすぎて、説明に走ってしまうところ。が、ちょっともったいなく見えました。

五万二千ドルの罠 (1979年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)の詳細を見る

五万二千ドルの罠 (1979年) (ハヤカワ・ノヴェルズ)

エルモア・レナード 1979年12月 Amazon.co.jpで見る

ほーんとこの恐喝者って残念だよぁ。
ただし、それはある意味扱っているもののせいか
差別のそれも含んでいるかも。
だけれどもそれにしても彼らは残念です。

どれだけ残念かと言いますと
恐喝被害者を思いっきり見くびっていたこと。
そしてその妻も見くびっていたこと。
特に被害者の男はとんでもない秘密を持っているのです。
それを知っていたら狙わなかったでしょうね。

彼の賢さに彼らは見事に
散ってゆかれます。
かわいそうに…

夏の災厄 (文春文庫)

夏の災厄 (文春文庫)

篠田節子 1998年6月 Amazon.co.jpで見る

米澤穂信原作アニメ「氷菓」で主人公が読んでいた本。だいぶ前に読んだ本でへたなホラーより怖かった。篠田節子はハズレがあまりない作家。

新宿鮫~新宿鮫1 新装版~ (光文社文庫)

新宿鮫~新宿鮫1 新装版~ (光文社文庫)

大沢在昌 電子書籍 2014年2月20日 Amazon.co.jpで見る

一気読み必至の傑作。帰りの山手線で半日で読んでしまった。新宿を駆け回る鮫島の後ろで軽快な音楽が聞こえる気がした。ロケットおっぱいというフレーズが、20年前に読んだに関わらず今でも覚えてる。

天国までの百マイル

天国までの百マイル

浅田次郎 電子書籍 2000年11月1日 Amazon.co.jpで見る

浅田次郎もハズレの少ない作家。特にこの小説が一番印象深い。おそらく多くの人は蒼穹の昴や鉄道員にいくのだろうが、この小説を読む少し前に母親が他界したため、この小説には思い入れが深い。大切な事は何か?見栄や外聞に囚われず、やれる時にやらなければいけない。反省。

ハサミ男 (講談社文庫)

ハサミ男 (講談社文庫)

殊能将之 2002年8月9日 Amazon.co.jpで見る ¥ 810

唐突に物語の核心に触れた時には、ちょっとまって!と前のページに戻っていた。物語の端々に引っかかるところはあったのに、核心が持てないまま、読み流す形になっていたことに後悔。鋭い人ならこの違和感に気付いて、予想をすることができるのかもしれない。物語の設定が今までになく、面白かった。

悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)

悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)

ピエール・ルメートル 2015年10月9日 Amazon.co.jpで見る ¥ 929

なんとも絶望的、としか言いようがなかったです。
私も多くの方同様に、「その女、アレックス」から、ルメートルさんの作品に惹き込まれた1人です。
上作の内容からもわかるように、イレーヌが亡くなっていることは分かっていました。けれど、読了してみて、この絶望からカミーユはどれほど(それこそ血反吐を吐くどころではないような困難)苦しめられたのか。
アレックスだけでは分からないカミーユの原点とも言えるものだと思いました。うまく言葉が出てきませんが。
バッドエンドではあります。
さらに最後に更にカミーユを追い詰める部分もありますが、なんとかカミーユには(無理だろうと思いながらも)立ち直ってほしい。そして、立ち直ったならば、どうか幸せになって欲しい。
そう願わずにはいられない最後でした。

ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)

三上延 2017年2月25日 Amazon.co.jpで見る ¥ 702

面白かった。
シリーズの始まりからさかのぼり、登場した人物が次々と現れ、収束していく。もろもろを回収していく内容で、シリーズ完結編にふさわしかった。
シェイクスピアや、ファースト・フォリオのうんちくも、魅力的で楽しかった。
栞子さんと大輔の成長と結末にも、ほっこり。
「あとがき」によれば、本編完結後も、番外編やスピンオフを続けるとのこと。そちらもまた楽しみにしたい。

五万二千ドルの罠 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

五万二千ドルの罠 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

エルモア・レナード 1986年9月 Amazon.co.jpで見る

浮気したら、それを撮影されて脅されるけど、あんまり「あ、そう」みたいな感じで、えー?それでいいの?みたいな感じ満載でしたが、ミッチェルが冷静で取り乱したりしないところがカッコよかった。

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

村上春樹 2004年9月15日 Amazon.co.jpで見る ¥ 421

出だしの文が良い。

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