人気のレビュー

ブクログで話題になっているレビューです。長文のレビュー、熱い感想を読んで好みの本に出会いましょう!

人気のレビュー一覧

どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

中山七里 2017年5月9日 Amazon.co.jpで見る ¥ 702

岬洋介シリーズのエピソードゼロ。クラスメイトの殺人事件に巻き込まれた岬先生の話で、何故『ベートーヴェン』なのか、勘が鋭い人は察することでしょう。ミステリーというよりは、音楽科という特殊なコースに通う学生たちの青春ものとして楽しめました。また文庫版には岬先生の父親、岬恭平が主人公の書下ろし短編『協奏曲』もあり、御子柴礼司が名前だけ登場というサービス満点仕様になってます。

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷

恩田陸 2016年9月23日 Amazon.co.jpで見る ¥ 1,944

素晴らしい!クラシックにあまり興味がなかったが、読んでいるうちに無性に聞きたくなってきた。というか、文字の中から音が聞こえてくるような感覚があった。

一度読んで、再読する際には演奏される曲を流しながら読んだ。YOU○UBEで曲を探してたら「蜜蜂と遠雷」のリストが出てきて、同じことを考えている人がいるんだと嬉しくなった。

それにしても筆者の音楽の描写力には驚いた。本文中にもあったがまさにゾーンに入るというか、降臨してきたという感じ?「夜のピクニック」は読んでいたが、こんなにも凄い作家になるとは思っていなかった。ぐんぐん引き込まれてあっと言う間に読了(笑)登場人物たちのその後も読んでみたい。



映画化してほしいなぁ☆中島健人で☆

どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

中山七里 2017年5月9日 Amazon.co.jpで見る ¥ 702

久々に岬シリーズ
相変わらず演奏の描写が鬼気迫る
今回ミステリはちょっとうーんという気がしたけど。。。
難聴になってしまったのはこの時代なのね
嫉妬に狂ったクラスメートは本当にくず。恥ずかしい限り
サイドストーリーも良かった

どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

中山七里 2017年5月9日 Amazon.co.jpで見る ¥ 702

ミステリーではあるけれど、謎解き要素は薄め。クラシック濃度が高め。あの岬洋介、高校生の物語。
本作品を通してつきつけられる「才能ある人の存在」。もつ者ともたざる者、その差は残酷だ。私はもちろんもたざる者で、語り手に同調する部分が大きかった。現実から目をそむけて、諦めて、諦めきれなくて、嫉妬して、距離をとって…。岬が才能に自覚的でもっと嫌な奴なら良かった。無自覚だからこそ、クラスメートの嫉妬・憎悪をいっそうにあおってしまったのかもしれない。人の嫉妬を、読者という一歩引いた立場で見ると、とても醜い。でも、これが当事者であれば、その醜さに気づけるだろうか?案外、彼らに同調してしまうのかもしれない。ずっと、胸に小さなしこりを感じながら読んでいた。
でも、もつ者であるはずの岬も、一方ではもたざる者。この展開、満を持してのベートーヴェンなのだったと思う。

そう、確かにミステリー要素は薄め。でも、さすがは中山七里さん、粋な仕掛けをありがとうございます。

どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

中山七里 2017年5月9日 Amazon.co.jpで見る ¥ 702

おお、新作が出ている、と購入。
この人の音楽ミステリー(と言っていいのかわからないけど)好きだなぁ。

音楽というか芸術にかける、かけたい人間の挫折と夢みたいなものを容赦なく描くよなぁ、と読んでいていつもおもいます。勿論、努力は必要。さらに才能がなければ食っていけない世界で、大多数はただの一般人で終わるんだけれどももしかしたら、という可能性を捨てきれない。なんてシビアな世界に生きるんだろう…と身がすくむ感じです。
さらに言えば音楽科、なんて狭い枠に閉じ込められた彼らが揺蕩っていた平穏というぬるま湯にいきなり飛び込んできた液体窒素みたいな才能の塊。そりゃあまあ、事件も起きるだろうなぁ。

まあでもこのお話に関しては殺人事件や真犯人がどうとか言うよりも才能のある岬君とまだ大丈夫だろう、まだ良いだろう、と許されたような気になっていたモラトリアム真っ最中のクラスメイトとの考え方の差や確執がメインなんだろうなぁと思いました。犯人とか動機とかはともあれ、自分がただの凡人であると知るというのはある意味残酷な事だよなぁ…という事が重かったです。
でも、だからこそ天賦の才を持った人を尊敬できるんだろうな、とも思うんだけれどもそれは自分がそれなりに年を取ったせいだろうか?

とりあえず面白かったです。次もあると期待して、楽しみに待ってます。

ブラックベリー・パイは潜んでいる (ヴィレッジブックス)

ブラックベリー・パイは潜んでいる (ヴィレッジブックス)

ジョアン・フルーク 2016年10月31日 Amazon.co.jpで見る ¥ 994

今回はミステリよりもハンナの周囲の人間関係のお浚い的な展開。
それはそれで楽しかったけど、何処よりも北にある某町が舞台のミステリへの流れを心配したりもする。

どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

どこかでベートーヴェン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

中山七里 2017年5月9日 Amazon.co.jpで見る ¥ 702

『さよならドビュッシー』や『いつまでもショパン』で
おなじみのピアニスト探偵・岬洋介の高校時代
高校生ながらも大人びて、純粋な岬洋介
友人で心優しい鷹村が、ハラハラするくらい愛おしく
若さゆえの残酷さが、悲しく感じる
軽快なミステリーで、サクサクと読み進められる

ブラックベリー・パイは潜んでいる (ヴィレッジブックス)

ブラックベリー・パイは潜んでいる (ヴィレッジブックス)

ジョアン・フルーク 2016年10月31日 Amazon.co.jpで見る ¥ 994

ハンナが事故を起こして逮捕されてしまうという新展開。
恋に進展は無いものの、今までにない展開だったので楽しめました。

よるのばけもの

よるのばけもの

住野よる 2016年12月7日 Amazon.co.jpで見る ¥ 1,512

前半から中盤にかけての言葉が好き。
本を書ける人は凄いなぁと思った。自分には出てこない言葉だと思う。それか凄く長い時間考えて一語一語選ぶのか。
中学生の頃に読んだ「敵という名の怪獣〜教室は四角いジャングル〜」という文章を思い出すような設定(その文章は自分の中高6年で最も印象に残ってる文章だ)。
ラストも刺さるし、凄く良いんだけど、この本を映像化するなら違うラストのほうが良かったんじゃないかと思った。

セリフは能登先生の「難しいことはいい〜」も良いけど、矢野さんの「はず、いね」が最高過ぎた。

あと、この本は「学校のいじめ問題」が題材の本なのか?もっと普遍的なことが言いたいんじゃないのだろうか。
「あれ?」と自分の感覚では思いながらも社会的な立ち位置と照らして行動してしまうのは人間誰しもあるんじゃないのか。
この本が「いじめテーマで重いっす」ってなることはもったいないと思う。

ふたりの星 (世界の子どもライブラリー)

ふたりの星 (世界の子どもライブラリー)

ロイス・ローリー 1992年1月25日 Amazon.co.jpで見る

デンマーク、コペンハーゲン、チボリ公園、懐かしい…デンマークはいい国です!

黙祷の時間 (新潮クレスト・ブックス)

黙祷の時間 (新潮クレスト・ブックス)

少年と美しい女教師との淡い恋と、その終わりを描いたとても美しい作品です。物語は主人公の少年が、亡くなった先生のことを回想する形で進みます。この描写が絶妙で、まるで美しい絵画や映画を見ているような気分になりました。

天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)

天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)

高田郁 2014年8月9日 Amazon.co.jpで見る ¥ 670

遂に終わってしまった。
澪が江戸を去る前日の種市との別れのシーンは一番泣けた。
澪を6年間も見守ってきた種市。澪の考える事に普段は口を出さず、方向を間違えないようにだけを見守る、澪にとっての江戸でのいい父親だった。
野江の身請けも良い結果だったし、何より源斎先生と一緒になれたのは、澪にとっても幸せな結末だったと思う。

番付表をみて、更に幸せを感じた。
その後を少し見てみたい。

2016.11.26

僕と君の大切な話(2) (KC デザート)

僕と君の大切な話(2) (KC デザート)

ろびこ マンガ 2017年3月13日 Amazon.co.jpで見る ¥ 463

中庭でお昼!もう付き合っちゃえよ!って思うけどそうはまだならないのがいい。
東くんがようやく意識しだしてニヤニヤする!

天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)

天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)

高田郁 2014年8月9日 Amazon.co.jpで見る ¥ 670

 「雲外蒼天」の最終巻。この日を、澪と一緒に信じ続けてきました。
 雇われ料理人としての身分から、自分の才覚で自分の料理を商う商売人の道を進み始めた澪。身近な人々のための料理と、幼なじみを救う大金を賄うための「鼈甲珠」の二足の草鞋で進むなか、事態が急展開します。
 垂れ込める暗雲の越えて、果てに明るい蒼天を望めるか。残りページ数を気にしながら、一気に読んでしまいました。
 真摯に料理に向き合ってきた澪、途方もない夢に挑む彼女のために、いまこそすべてが報われます。結末の鮮やかさ、粋な計らいに、ここまで読んできて本当に良かったと思いました。

 それにしても最後までかっこいいのが清右衛門先生。「大阪が気に入らぬ」と怒る姿が、いつも素直に澪の料理を誉めない清右衛門らしくて笑ってしまいながらも、彼の悔しさに共感して頷いてしまいました。シリーズを通して澪に助言を与えてきた、物語一番の影の立役者。その最後の助言の結末は、ぜひ本の最後の最後の一ページで・・・。

天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)

天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)

高田郁 2014年8月9日 Amazon.co.jpで見る ¥ 670

よかった…
源斉先生ぇぇえええぇ
よかったよぉぉぉぉぉおぉ

それぞれが、それぞれの気持ちを慮る
素敵ですね
特に澪が野江の気持ちを十二分に考えて…
心の友ってすごいなぁ

巻末の料理番付がまたいい
種市さんが号泣してるのが目に浮かぶ

「病知らず」、夫婦支え合っているようです

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