あらすじ

学校でも目立たず家にも居場所のない、女子高生ミーガン。 気にかけてくれるのは幼なじみでお調子者のロビーと、甘えん坊の幼い弟くらい。そんなミーガンの日常は、16歳の誕生日に一変する。 両親が不在のなか、突然弟が幼児とは思えぬほど凶暴に豹変して、襲ってきたのだ!

間一髪のところを助けてくれたのはロビー。彼はいつになく真剣な顔で、目の前にいる弟は偽物だと告げた。 「きみの弟は“妖精”にさらわれたんだ」 呆気にとられるミーガンを尻目に、ロビーはさらにとんでもない告白をする・・・

ブクログユーザーのコメント

  • 【上巻】なんて楽しい世界なのだろう。恐ろしいことばかりだが、この本の世界に吸い込まれてしまう。 ぶらっくほーるさんの上巻のレビュー全文»
    【下巻】ミーガンのその後が気になるし、パックがどうなってしまったのかも気になる。3人の三角関係はどう展開していくのだろう。 私は妖精を信じる。ピクシーやトロル、グレムリンも全て信じる。この本を読むまで昔大好きだった想像することを忘れていた気がする。この本を読んで思い出した。昔の私はお姫様や妖精さんが大好きで、空を飛びたいとずっと願っている女の子だった。 今は大学で生命の仕組みや科学の謎を学んでいる。けれど、どうも真実を突き止めることに執着できず、「分からないままでいい」と思ってしまう。そんな私は実験レポートの「考察」が苦手だ。そうやって夢の世界にいたいと願う理系大学生には不適な部分も、「妖精界」の役に立っているのかもしれない。ああ、とんがった耳がほしい。 ぶらっくほーるさんの下巻のレビュー全文»

  • 【上巻】久しぶりにファンタジー小説を読んだ気がしますが、非常に良質。ハーレクインですが、ロマンス成分はほぼありません。むしろ肩すかしな感じかも知れませんが、逆に、ハーレクインだからと敬遠することがあるのであれば、それはモッタイナイと言うべきでしょう。丁寧に描かれた、面白いファンタジーです。ジブリでアニメ化希望です。 kumabettiさんのレビュー全文»
    【下巻】日本の小説で、これくらい気持ちのいい作品が出てきてもいいくらい。出会えて良かったです。 kumabettiさんの下巻のレビュー全文»

  • 【上巻】ダークなところや、実は混血児でしたってところはパンズラビリンスを彷彿させ、冬の王国の王女は、ナルニアや雪の女王を彷彿させ、イメージとしては、トワイライトになんか近いものを感じた。さらには、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」も世界観を作る上で土台になってるみたいだし!ていうか、シェイクスピア気になる!読んだことなかったんだよね。読みたくなったー!無名の作家のデビュー作悪くない! kaorukosasanoさんの上巻のレビュー全文»
    【下巻】伏線ありすぎて、どう回収されるか気になる!とにかく、続きが気になる!これからが激アツかも!出たら読むな。間違いなく。 kaorukosasanoさんの下巻のレビュー全文»

  • 【上巻】サクッと読めてしまいました。ファンタジーとは言えども、やけに魔法が出てくるわけではないのです。まあ、猫はしゃべりますが(笑)しかも毒舌で某オネエ系みたいな感じの。しかしミーガンは本当に大変だなぁ。弟はさらわれ、探しにきた場所では災難に遭い…どこまでも身の置き場がないです。だけれどもだんだんと成長が見えてきますよ。 マタンさんの上巻のレビュー全文»
    【下巻】これはすごく受けのいい本であることが分かるはずです。なんてことのない女子高生が運命を受け入れ、果てしない戦いへと身を投げ出さねばならないこと。 そしてイケメンちゃん(笑)とのちょっぴり甘いロマンス。甘々じゃないのがいい感じです。これは現代に対する風刺もこめられています。 そう、アイアン族のそれはまさに現代の象徴。だからフィクションとは言えどもどこか他人事ではないんですよね。 マタンさんの下巻のレビュー全文»

  • 【上巻】父行方不明、で、姫、とゆー時点で、こりゃあ、やんごとなき方の血が流れているのね、と思ってはいたんだが、まさか、その王様が行方不明になった父親ではないなんて。さらにさあ行こう妖精界で、妖精、でイメージする、キラキラしたファンタジーなイメージがごんごん覆るし。喰われる~、殺される~!の危機連続。主人公のミーガン、大変すぎっ。 あこさんの上巻のレビュー全文»
    【下巻】おもしろかった。が、これってシリーズものだったのねっ!一応ひと段落はついたけど全然終わらんかった~!「必要なものはもう全部持ってるから」居場所がない、と思っていた少女。でも大切なものはなにか、知っていた少女。わけのわからない世界で、それでも自分を手放そうとしなかった先で、まるで最初から分かっていたかのように言ったその一言がとても印象的だった。 あこさんの下巻のレビュー全文»

  • この本は取り柄のない女の子が妖精の国に弟を取り戻しに行くお話です。個性的なキャラクターで分かりやすく、背景や世界観の美しさと残酷さには舌を巻いてしまいました。綺麗な世界の妖精には、悪戯で人を騙し、頭から食べようとする悪魔のような恐ろしい魅力がありました。物語の見所の一つは、主人公と「ずっと自分を見守ってきた道化師のパック」と、「クールで美しい敵国の王子であるアッシュ」との三角関係の点ですが、意外なほど楽しむことが出来ました。とにかくキャラクターが面白いです。
    短い話ですしさくさく進むので気軽に読むことが出来ます。もちろん、パックとアッシュの魅力に落とされれば食事も忘れて貪ることになるでしょう。 ささささささんのレビュー全文»

  • とても読みやすいファンタジー。主人公が世界を理解しきれず振り回されている感じ。この続きが出たらいいなぁ。 soraさんのレビュー全文»

  • 【上巻】ハーレクイン出版ということで、どんなロマンス!?と思いきや、ファンタジー冒険もの!ポンポンと話が進むので、読みやすいのは確か!気づくと自分も妖精界に!? naminnieさんの上巻のレビュー全文»
    【下巻】この物語、まだまだ続くようですね。途中で何となく雰囲気を察したけれど…。しかし、先が気になってしまいました。ミーガンの冒険は、イケメン冬の王国王子アッシュとのラブを交えて進みます。しばしこんなことにご縁のない身としては、なんだかドキドキして、トキメキました。 naminnieさんの下巻のレビュー全文»

  • 【上巻】一人称で書かれているから、とっつきやすい。サクサクっと読める。妖精猫のグリマルキンのしゃべり方がいいなぁ。 魚住すくもさんの上巻のレビュー全文»
    【下巻】主人公のミーガンが、ITオタクでありながら、古代種族の血を引いている姫君であるというところに、作者のメッセージがあるような気がする。まだシリーズの第一作。一筋縄ではいかない妖精界で、ミーガンがどのような選択をするのか。続きが気になる。 魚住すくもさんの下巻のレビュー全文»

  • 【上巻】ハーレクイン、というより、児童文学とラノベの間のイメージで驚いた。妖精を現代社会にうまく登場させていて、スッと世界に入り込める。下巻でのミーガンの成長と活躍に期待。シェイクスピアの「真夏の夜の夢」の名前を借りた人物が、たくさん出てくるので、知っている方は、ニヤリとできそう。知らない人は、名作に触れる良いチャンスにしたら、きっと有意義。 はしっこさんの上巻のレビュー全文»
    【下巻】古い妖精が、新たな機械妖精たちに負けてしまう設定は面白いと思った。説得力と夢のある設定で素敵。妖精を信じてあげよう、という気持ちになった。 ハーレクインのプレゼント企画にうまくはめられてしまったようだが、続刊が出るようなら、この先は自分で購入して楽しんでいきたいと思う。 はしっこさんの下巻のレビュー全文»

  • 【上巻】日本で暮らすわたしたちとは習慣などが違っても、自分の力の限界を感じる10代の切なさが冒頭に置かれているので、自然と彼女を応援している。ミーガンと同じ年頃であれば、もっと共感して抱え込むように読んでいたかもしれない。
    いつの間にか空想より楽しくて、楽ちんで、仲間外れにされない方法を覚えてきたけれど、もっとじぶんのなかに存在する怪しげな世界を肯定してあげてもいいかもしれない。肯定してあげて欲しいとおもう。その肯定する力があればこそ。現実の世界だろうがファンタジーの世界だろうが、生きていける可能性は広がる。 作者と読者と、これまでの優れた想像力によってすべてを準備されていたかのような舞台で、しかしミーガンは先の読めない世界を行く。猫の言う「つねに選択肢はあるものだよ」とのことばのように、じぶんで選択して弟を取り戻して欲しい。 ハルノさんの上巻のレビュー全文»
    【下巻】あれ、こんなときめきやワクワクをわたしはどこに置いてきちゃったのかな?と遠い目になりながら読了。上巻に引き続き平易なことばで訳された抜群の読みやすさが、妖精界への行き来を簡単にしてくれる。 ハルノさんの下巻のレビュー全文»

  • フォトショで合成やら地味に現代パートがエグかったですwww 真夏の夜の夢や有名どころを押さえてくれているので、なんとなく見覚えのある文面でとっかかり易いなあと思いました。 dokimekibanbanさんのレビュー全文»

  • 【上巻】このストーリーの少女はただ弟を助けたいという一つの目的のために未知なる世界に足を踏み込みます。一途な気持ち、大きな目標、揺るがない気持ち。設定が暗い感じで、周りからモテるような子ではなかったので、ファンタジーに必須の勇気の形はちょっと似合わないのかなと、読み始めは思っていましたが。 しかし、脱力感や面倒くさい感じは今の子らしいですが、心は強いところが魅力的ですね。キャラクター一つ一つの設定が個性的。気が強い系と我が道を行く系が多いので、読めないストーリーでおもしろい!本当に若い女の子に教えたいファンタジーノベルです。 店長さんの上巻のレビュー全文»
    【下巻】ナルニアに近いと思っていましたが、ラブストーリーの入れ方はトワイライトに近いのかな?若い子が好きそうですが、20代の私でもドキドキしました。あと、ストーリーが流れるように進んでいくので読みやすいです。
    キャラの個性が強いだけあって人の衝突も激しいし、葛藤も大きい。けれども、そういう部分部分がおもしろい。ただ、主人公の少女のコンピュータが得意だという個性が最後まで特に使われることがなかった。連作らしいので、次回なのかな?三角関係も気になる!今回ちょっと物足りない部分は次へお預けという楽しみなら満足できそう! 店長さんの下巻のレビュー全文»

  • ティーン向けのお話ではありますが、小さい頃、ファンタジーの世界に魅了され、お姫様や妖精や魔法に憧れたことのある人なら、きっと楽しく読めるはず。 プラス、素敵な妖精男子2名が絡む三角関係も楽しめるので、夢見るオトメさんに特にお勧めです。(私含め・笑)とにかく続きが気になって気になって!続きは10月発売予定だそう。うう、きっと買っちゃうだろうなあ...。 うぃさんのレビュー全文»

  • シェイクスピアの雰囲気をどう物語の中で展開するのかは興味がありましたが、『真夏の夜の夢』は読んだことがなかったので、事前に読んでいたらまたここに出ているキャラクター(オベロン、ティターニア、パック)の性格などが分かってもっと楽しめたのかな、と思いました。
    私はけっこう主人公に感情移入して読む方なのですが、上巻ではミーガンの気持ちによりそうよりも早く、次々に物語が展開し、彼女の心情よりもなにが起きているかを説明することにページが割かれ、なかなか感情移入することができませんでした。彼女に選択はなく流されるばかりで我慢の時が続き、私の目はページを上滑りするだけ……。下巻に入り、本格的に弟探しの旅が始まってからは、彼女の葛藤や一緒に旅をしている人たちとの関係性なども描かれていき、楽しむことができました。 歩想さんのレビュー全文»

  • 初ハーレクイン書籍です。サクサクと読み進められました。登場人物も「誰だっけ?」と思ったらすぐに確認できる初めのページはとてもありがたかったです。 てんぷらさんのレビュー全文»

  • 原作を読んだのが約1年半前…。3部作+1冊のシリーズ、私もまだ2巻までしか読んでませんが、大好きなシリーズなので、今回邦訳版が出ると聞き、どんな感じなのか読んでみました。…なので、私にとってはある意味、再読となります。この主人公をとにかく甘やかさず、ただ弟を救いたいだけなのに、あわよくば根こそぎ彼女の全てを奪っていこうと、ミーガンを追いこんでいくストーリー展開、現実の世界と妖精たちの世界が上手く交わっているところや、ただのおとぎ話ではなく、すごく現実味を帯びている設定がやっぱりこの作品の一番の魅力ではないでしょうか。もちろん、登場人物一人一人が個性的で、話し方もそれぞれ違うところも、個人的にお気に入りです。 sallieさんのレビュー全文»

  • とにかく展開ががんがん進みます。なにしろファンタジー世界の住人達が基本的に理不尽で、理由とか葛藤とかそういうのは別にないのです。めまぐるしい展開、めまぐるしい感情の変化。そして女子的にはやっぱり恋愛要素…大味だけど、王道で、悔しいけれど気になる!この恋愛要素のおかげで、続編もきっと読んでしまうでしょう…。私は断然パック派です! pkanktonicさんのレビュー全文»

  • 【上巻】人気の海外産児童小説はかなり拒否反応が出ていたけどこれはそんなことなくサクサク読み進められた。極彩色の空間、冬の世界などなど移動する場所によってガラッと変わる世界観はよく作られていて場所が変わったのだとわかりやすい。 しろぷぅさんの上巻のレビュー全文»
    【下巻】上巻でさんざん案内人のようなポジションだったパックより、グリマルキンのほうが案内人(猫?)の役目を果たしているなんて!!(笑)話が終盤になるにつれて「あれ?」とは思ったけど、まさかさらに続きがあるとは・・・続きが気になる。 しろぷぅさんの下巻のレビュー全文»

  • 【上巻】妖精の国が舞台のファンタジー。ハーレクインということで、甘い恋愛がからんでくるのかと思いきや、普通のファンタジーでサクサク読めました。 こがさんの上巻のレビュー全文»
    【下巻】テンポよくさくさく話は進んで気持ち良いくらいですが、終盤はあっけないというか、物足らないというか。訳者のあとがきには「今後の展開が……」とあるので、続編が出るらしい。下巻に収まりきらなかった部分は、次作で明らかになっていくのでしょう。上下巻だけでも十分楽しめるけど、続編が出るならそれも楽しみになるようなお話でした。 こがさんの下巻のレビュー全文»

  • 【上巻】妖精が登場するファンタジー小説。シェイクスピアを織り交ぜた物語で、知っている人はより楽しめるかも。出てくる妖精の王族たちがみな非現実的な美しさで、それに対する表現が多少大げさすぎるかな・・・というのが気になったけれど、読み進めていくうちに、敵対する国の王子との心のふれあいにとても興味が湧きたつ。 あずまさんの上巻のレビュー全文»
    【下巻】上巻に引き続き、どんどんのめり込んでいく感じ。物語のテンポは非常によくて、ただ最後の段階は少し物足りないかな? アッシュとどうなったのか?とかグリマルキンとの契約は伏線じゃなかったの??とか、疑問が多々残る終わり方でした。 あずまさんの下巻のレビュー全文»

  • 海外の、しかもファンタジーものを読むのはずいぶん久しぶりでした。キャラクターの描きかたも独特で、シーンとセリフの温度差にちょっとびっくりするような箇所も。 サトウさんのレビュー全文»

『フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 <上>』

フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 <上>

著者:ジュリー・カガワ / 翻訳:宮崎 真紀 / 出版社:ハーレクイン

発売日:2012年7月12日 / 価格:760円(税込)

シェイクスピアの『夏の夜の夢』の世界と、パソコンいじりが好きな現代の少女を巧みに絡め、「現代版『ふしぎの国のアリス』」などと評され、2011年全米図書館協会が選ぶ10作品(ティーンズ部門)に選定。 学校でも目立たず家にも居場所のない、女子高生ミーガンの日常は、16歳の誕生日に一変する。両親が不在のなか、突然弟が幼児とは思えぬほど凶暴に豹変して、襲ってきたのだ!間一髪のところを助けてくれたのはロビー。彼は目の前にいる弟は偽物だと告げた。「きみの弟は“妖精”にさらわれたんだ」ロビーはさらにとんでもない告白をする・・・

『フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 <下>』

フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符 <下>

著者:ジュリー・カガワ / 翻訳:宮崎 真紀 / 出版社:ハーレクイン

発売日:2012年7月12日 / 価格:760円(税込)

弟を取り戻すため、幼なじみのロビーと妖精界に飛びこんだミーガン。だが途中ではぐれてしまい、ようやく見つけたとき彼は妖精王の手で鳥の姿に変えられていた!頼みの綱をなくしたミーガンに、さらに衝撃の事実が告げられる。彼女は人間の母親と妖精王との間に生まれた、2つの種族の血を引くプリンセスだというのだ—皮肉屋の猫やクールな冬の王子まで現れて、波瀾含みな怒涛の後編。