主に探偵小説。またそれに属する本や、その資料になっているものなどから成り立っています。
タケさん
ブラム ストーカー Bram Stoker
東京創元社 (1971年04月)
どっしりとした感じ。重厚だな〜というのが最初の感想でした。 作品は、書簡体で書かれており、序盤は1人の人物の日記で書かれているため、伯爵の様子は城の様子などが書かれていて、ゴシックの彩り濃厚。 中盤からは人物が増え、遠巻きに伯爵とその関...
藤 水名子
集英社 (1995年02月17日)
妙に主人公に惹かれてしまった。いかにも主役!! と言う感じではなく、不器用な所に魅力を感じてしまったからかもしれない。 若き都督、尚参は賄賂を断ったために命を狙われるハメに、そこを助けてくれたのは賞金稼ぎの豹狄。その後に知り合う居酒屋の小杏と...
ヘレン エラーブ 井沢 元彦
徳間書店 (2004年12月)
大きなカテゴリーで分けて、キリスト教の暗部の歴史が語られている。 様々な資料を基に書かれているので、その点、勉強になる。歴史的な事実としてとらえる価値がある。 クリスチャンの人も読んでみる価値がありますよ。
原田 実
楽工社 (2006年10月)
この本では、全てにおいてきちんとした資料を基に語られております。そのため、霊能本にありがちな、ほんまかいな? というところはほとんどなく、挙げられている30人の霊能者に対しても資料を基に年賦が用意され、また超常的なことに関しては分けて記されており...
フリードリッヒ・ニーチェ 適菜 収
講談社 (2005年04月21日)
読みやすく分かりやすいですけど、これ、訳者が前書きで「加筆省略している」部分もあると書いてある。いや、それじゃあ「超訳」ではありませんか。 超訳を否定するわけじゃないけど、現代語訳と書いてるんだからきちんと訳して欲しかった。文章のなか、人物...
田原 弘毅
講談社 (2002年11月)
よくこういう話が作れるな〜、なんて思ってしまいました。 「イザベラ受難」という劇を演じる役者、クニタチ劇場、全てが一体となりかかわるもの全てに話が持っていかれます。 最初は現代小説かなと思っていたら、話は続き、未来へと。小説の内容も、途...
シンシア・アスキス他 倉阪 鬼一郎
東京創元社 (2006年08月30日)
英米の女流作家たちの怪談集 読後の印象がそれぞれに深く、楽しめる怪談集。 「黄色い壁紙」 最初に読んだ時、意味が分からずもう1度読み返してようやく意味を知り、いや〜な気持ちにさせられた作品。語り手の内的変化を表す描写がない分、情け容赦がな...
えとう 乱星 甘塩 コメコ
ソフトバンククリエイティブ (2006年03月15日)
なんかいいですね、まっすぐで純粋な主人公。そして仲間達。 今のようにごちゃごちゃしている世の中だから、かえって新鮮味があって、そして自分の高校時代を振り返ります。 主人公は高校生、ある日、新宿の哲人から自分の宿命を知らされることになる。 その宿命...
クリスチアナ・ブランド 三戸森 毅
早川書房 (1959年)
ペンドックの館のそば、素人画家のグレイスが首を切られ、溝にはまって死んでいた。そして、その頭には、ペンドックが思いを寄せるフランセスカの帽子がかぶされてあった。 コックリル警部のデビュー作。後期作品ほどのうねりはないものの、やはりブランドと...
(1994年09月00日)
主人公の女子大生の元に届けられた差出人不明の封筒。その中には写真が入っており、それを見た瞬間、主人公はパニックに陥る。 第5回鮎川哲也賞受賞作 主人公の出生の秘密を追うことが、心的成長、自分探しと繋がり、その過程が丁寧に描写されています...
レ・ファニュ 平井 呈一
東京創元社 (1970年04月)
原作を読んだわけではないのですが、翻訳だけでも丁寧な描写が分かります。この本には7編入っていて、中でもやはり圧巻は表題作「吸血鬼カーミラ」。 可憐で美しいカーミラ、それに魅かれる語り手の女性、解説にもあるとおり、一種のレズビアンの雰囲気を匂...
朝松 健 哉井 涼
ソフトバンククリエイティブ (2006年07月12日)
物語はマジカルシティというところで始まります。主人公はベン、自称18歳。でもタバコは吸う、自棄酒は飲む。う〜ん、いいお友達になれそうです。 アクションシーンが続き、展開も非常にスピーディー。その中には、読み飛ばしてしまいそうになるけど、深い世...
ジル マゴーン Jill McGown
東京創元社 (2000年12月)
伝統的なフーダニットを、現実世界に違和感なく溶け込ませており、後半の濃密な推理展開に圧巻。どんでん返しも充分に堪能できました。 探偵小説に言われがちな、現実性に乏しいという作品世界ではなく、主人公がなぜそこまで犯人探しに必死にならねばならな...
芦川 淳一
ワンツーマガジン社 (2006年06月)
時代小説で、浪人が主人公。いつも読んでいる探偵小説とは違った感じで読み始めたのですが、読んでみるとそんなこともない。気を抜いていた所にそういった点が出てきて驚いてしまいました。なので、探偵小説の感想っぽいものを書いてみようと思います 「純情手...
ポール アルテ 平岡 敦
早川書房 (2006年08月15日)
短めの長編1作と現在の所発表されている短編3作を収録されたもの。 赤髭王の呪い 思春期に見せる回想、時代とその場所における出来事をうまい具合に動機に結びつけ、犯罪を成立させている。これが賞(アルザス=ロレーヌ作家協会賞)を受賞したというの...
貫井 徳郎
双葉社 (2005年06月)
症候群シリーズの完結作。 遺族の無念を依頼で受ける職業殺人者、息子に臓器移植を受けさせるため殺人に手を染めドナーが現れるのを待つ看護婦、その事件を追う刑事、そして症候群シリーズの秘密メンバー。 四つの視点から物語が進むので正直あまり長さは感...
ダニエル・ネイサン 谷口 年史
東京創元社 (2004年08月28日)
少年の頃の夏の一時を思い出させる1冊。 エラリー・クイーンの半身、フレデリック・ダネイが幼少の頃の名前を使って出した、単独で書き上げた唯一の作品。 主人公のダニーは腕っ節も弱く、体も大きくない、その彼にとっての唯一の武器は己の頭脳。そ...
双葉社 (1998年03月)
症候群シリーズ第1作 スパイ大作戦のノリと、ザ・ハングマンのノリがミックスしたようなグループが若者達の失踪の謎を追うというもの。 読みやすく、スラスラと読了しました。
サラ パレツキー Sara Paretsky
早川書房 (2006年06月)
学生時代のバスケットのコーチに頼まれ、サウスシカゴでバスケットの代理コーチをすることになったヴィク。 部員の一人の母から、勤める工場に悪質な嫌がらせがあって、捜査して欲しいと言われる。 今回もヴィクはアグレッシブ!! 冒頭から負傷を負うシ...
松本 清張
新潮社 (1971年05月)
事件の動機から、成立過程、その事件の解体はとても巧妙に考えられており、その解体作業も探偵役の私生活のふとしたきっかけから始まる。ある意味お手本的な作品だなぁ、と感じました。 昨今の探偵小説を読みなれた人からすると、何故これが分からんのだろう...
ギジェルモ マルティネス Guillermo Mart´inez
扶桑社 (2006年01月)
この作品は不思議だ。帯にある文句には殺人予告、暗号、数学論議、など、いかにもな探偵小説を予見させる。 が、実際はそうではないのかもしれない。これらの言葉に嘘はない。が、事件の謎だけを見れば、多少の探偵小説を読んだものや、倒叙物のドラマのある回...
鯨 統一郎
講談社 (2005年03月)
気軽に読めます。深く考える必要もありません。勿論難しく考える必要も。 麓うららと更生施設の吉野はダイビング中にタイムスリップ。その場所は古代インド、吉野が目を覚ますと、そこにはオカマの男、その男こそ仏陀だった。 老子やソクラテスとの丁々...
ドロシー・L. セイヤーズ Dorothy L. Sayers
東京創元社 (1993年09月)
ピーター卿シリーズ長編第1作 アガサ・クリスティと並び、ミステリの女王と呼ばれるドロシー・L・セイヤーズの作品。 驚いたことに、作品の古さを感じさせない。ユーモアがあるのだが、その裏にキャラクターの奥深さを感じさせる。また、第1次世界大戦の状況...
大沢在昌他
双葉社 (2005年02月09日)
名うての作家達があのルパン三世を素材にどう料理するか!! 読んだ印象としては、原作、もしくはファーストルパンを思わせる作品が多かったように思う。特に樋口明雄「深き森は死の香り」などは非情さと哀切が伴った作品。光原百合「1−1=1」はこの作者ならで...
パトリック クェンティン Patrick Quentin
扶桑社 (2005年10月)
読む前から期待が高かったのだが、その期待にものの見事にこたえてくれた作品。 人間関係の中からと物証の中、両面からのアプローチによる謎解き、見事です。 この作品には、黄金時代によくあった、殺人の手法についてのアンチテーゼも含まれている...
横山 秀夫
光文社 (2005年05月20日)
なかなか細かい。さすがは記者出身というところだろうか。だからか、事件の結末に関して、現実的であるがゆえに、小説、特に推理ものとしてのあの犯人の挙げられかたはありなのか? という小さな疑問があった。本格ものをよく読む私としてはもう少しきっちりとし...
石持 浅海
祥伝社 (2005年05月)
これは…。う〜ん、個人的な感想。 この本には理論的思考の持ち主が2人出てきますが、その理論的な思考ゆえに、行動が少しちぐはぐな感じに見受けられました。なぜここまで理論的に考えられるのにこのような行動を起こすのか? と。 また、探偵役は実際...
エリザベス・フェラーズ 中村 有希
東京創元社 (2006年02月23日)
トビーとジョージシリーズ最終作 いつも奇抜な謎を出してくれるこのシリーズ、今回は死体なし殺人と、殺人なき死体。 トビーの迷探偵ぶりは相変わらずだが、今回はジョージの出番が少ない!! いつもの無茶をもっと読みたかった気もする。でも終盤はき...
講談社 (2003年07月)
サクサクと読めて面白かった。で、明治維新が勉強になった<かのような>気が出来た。 前回が森鴎外のタイムスリップだっただけに、今回も誰かが現代に来るかと思いきや、逆で主人公の麓うららが幕末にタイムスリップ。 動乱の時代を深く知ろうとする人には...
G.K.チェスタトン 中村 保男
東京創元社 (1977年09月)
逆説を用いた探偵小説。謎自体を抽出するならば探偵小説といえるのか? と疑問に思うのだが、そこは論客チェスタトン、みごとな探偵小説に仕上がっております。 私のお気に入りは「愛の指輪」これは上手い!! そしてガラッと反転する展開、最後の最後まで気...
ロジャー ギャリック‐スティール 島田 荘司
南雲堂 (2002年10月)
アガサ クリスティー Agatha Christie
早川書房 (2004年01月)
(2004年03月16日)
アガサ・クリスティー 加藤 恭平
早川書房 (2004年05月14日)
早川書房 (2004年06月14日)
アガサ・クリスティ 深町 眞理子
早川書房 (2004年09月16日)
早川書房 (2004年10月)
モーリス ルブラン Maurice Leblanc
早川書房 (2006年05月)
マルセル プルースト 鈴木 道彦
集英社 (2006年03月17日)
二階堂 黎人
光文社 (2006年03月14日)
法月 綸太郎
講談社 (2006年03月17日)
綾辻 行人
クリスチアナ ブランド Christianna Brand
東京創元社 (1994年07月)
嵐の中の車の交換、尾行されているかもしれないというヒロインの恐怖感。映画的な雰囲気を醸し出しております。 また、キャラクターの一人一人がとてもよく描かれていて(これはブランド作品全作にいえる)、その辺りを楽しむことも可能。それが、終盤に差し掛...
東野 圭吾
文藝春秋 (2005年08月25日)
一部本格シーンに物議をかもした作品。 読んだ感想は面白かったです。よく手の込んだ作品で、これは下手に批評なんか読まなきゃ良かったなと思いました。それでも読ませてくれるし、下手に内容を知っているからこそ、作者の手の入れ方も分かって違う意味で楽しめ...
クリスチアナ・ブランド 恩地 三保子
早川書房 (1999年11月)
ブランドの人格描写の冴えが行き渡る作品。殺人事件などといったものがないだけに、登場人物の各種各様の思惑が交差し、架空の島サン・ホアン・エルピラータにドラマおのおのに始まる。 大きな謎といえば聖人に入る申請をなぜ大公が拒むのか? ということに...
講談社 (2004年09月10日)
ホラーと言うか、ゴシックと言うか、今までの館シリーズと比べると、少し毛色が違って感じてしまいました。どちらかと言うと囁きシリーズに近いかな。
読み終わって感じたのは、途中まではポーのアッシャー家の崩壊。謎よりも館の存在の方が強くて、謎が読んでいる途中にどうでもよくなってきてしまった。上巻のレビューにも書いたけれど、館シリーズと言うよりか、囁きシリーズに近く感じれる作品。
ジョン コリアー 中村 能三
東京創元社 (2006年03月)
アルジャーノン・ブラックウッド 平井 呈一
東京創元社 (2006年01月31日)
酒口 風太郎
早川書房 (1987年03月)
ローレンス トリート Lawrence Treat
扶桑社 (2005年11月)
扶桑社 (2004年12月)
アガサ・クリスティー 橋本 福夫・他
早川書房 (2004年11月18日)
アガサ・クリスティー 宇野 輝雄
早川書房 (2003年11月11日)
アガサ・クリスティー 宇佐川 晶子
早川書房 (2004年07月15日)
アガサ・クリスティ 田中 一江
アガサ・クリスティー 中村 妙子
アガサ・クリスティー 小倉 多加志
早川書房 (2003年12月)
早川書房 (2004年02月20日)
早川書房 (2003年10月)
アガサ・クリスティー 嵯峨 静江
(2004年04月16日)
アガサ・クリスティー 真崎 義博
河出書房新社 (2003年03月)
高木 彬光 HACCAN
ポプラ社 (2006年02月)
紀田 順一郎
東京創元社 (2005年12月10日)
エドワード・D・ホック 木村 二郎
東京創元社 (2006年01月21日)
エラリー・クイーン 飯城 勇三
東京創元社 (2006年01月20日)
ヒラリー・ウォー 法村 里絵
東京創元社 (2005年01月31日)
(1991年04月00日)
アリス・キンバリー 新井 ひろみ
ランダムハウス講談社 (2006年01月22日)
早川書房 (2003年06月)
コックリル警部は休暇を過ごすため、ツアーに参加した。その場所はサン・ホアン・エルピラータ島。そして、その場所で殺人事件は始まる。 世評が高く、期待して読んだのですが、辛口で言うと、このトリック、実現可能か? という疑問があります。ですが、読...
アガサ・クリスティー 橋本 福夫
アガサ・クリスティー 乾 慎一郎
アガサ・クリスティー 綾川 梓
アガサ・クリスティー 田村 隆一
アガサ・クリスティー 深町 眞理子
早川書房 (2004年04月16日)
(2004年08月18日)
都筑 道夫
東京創元社 (2002年09月)
アイザック・アシモフ 池 央耿
東京創元社 (1976年12月24日)
東京創元社 (2005年07月08日)
検索
本棚の表示内容を複数の条件で絞り込みや並び替えができます。