なんじゃこりゃ? 俺にはあかんタイプの森見作品でした。これまでに挫折した森見作品は6冊目、もう少し大人になったらもう一度チャレンジしてみます(笑

安定のシリーズ第5弾。前作のあらすじにも書きましたが、本作では赤堀センセのDr.スカーペッタ化がますます進みます。ちょっと心配になってきました。

シリーズ第3弾は短編7編。前作に比べるとずいぶんソフトなストーリーで安心して読めましたが、やはりこの人は江戸人情噺が似合うと思うのです。

【ネタバレ】そもそもスノーボーダーに関しては全くいいイメージがないし、1話を読んでますますその感を強くしたわけですが、話が進むと共になかなかいい感じになってきて期待したというのにこのオチはいただけません。日田君、かわいそすぎ

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元警察犬シャルロットとの暮らしで巻き起こる日常のミステリ連作短編6編。犬好きにはたまらない1冊だと思うのですが、俺はやっぱり猫が好き

【ネタバレ】内容紹介には「新たな不条理文学の誕生」とあるのですけど、どのあたりが不条理なのか良く理解できませんでした。時間軸が前後するそれぞれの人間ドラマはまぁ面白いのですけど、パラレルワールド的なオチは蛇足ではないかと

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【ネタバレ】相変わらずリーダビリティに優れた極上エンタメミステリです。ただ、大団円の結末には若干のできすぎ感もありました。

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【ネタバレ】シリーズ完結編も文句なしの傑作ですが、この結末はちょっと切のうございました。「悲しみのイレーヌ」の感想にも書きましたが、やはり原著の出版順序は守っていただきたく。

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【ネタバレ】シリーズ第3弾ではドローンが取り上げられます。「下町ロケット」的な物づくりの面白さはじゅうぶん楽しめたのですが、ミステリとしてはいささか底が浅かったのは残念。

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毎年恒例、文春からのクリスマスプレゼント。今年はダンスシリーズでシリーズ最高傑作と呼んでも差し支えのない1冊。ただ1点、カリフォルニア州モントレー郡を「モンテレー」と訳すのには違和感ありまくりです。

第26回鮎川哲也賞受賞作は「現代版“そして誰もいなくなった”」の名に恥じない(原著は未読ですが)フー/ハウダニットの傑作。鮎川賞応募作品ですから「まずはトリックありき」なのは当たり前。多少の強引さははあるもののそれを超えて面白ければ文句はありません。

著者がデビュー20年目にして初めて書く現代長編ミステリーだそうな。取っつきが少々悪いのは玉に瑕ですが、全く予想できない結末には驚かされました。単行本は「はなとゆめ」以来だと思うのですが、前作の出来があまりにもアレだったので本作では一安心です。

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【ネタバレ】「黒警」の続編。イヤな奴がみんな死んでしまう結末は爽快なのですが、死んで欲しくないキャラが死んだりいなくなって欲しくないキャラがいなくなるのは切ないです。これじゃあ続きが期待でけへんやんか

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殺人という罪を背負った青年と、久しぶりに再会したとある傷を負った元同級生の、哀しいほど美しい愛の物語。青年が殺人を犯した理由もまた切なすぎます。

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【ネタバレ】技術に憧れ、技術と共に生き、技術に囚われ、最後には堕ちてしまった憐れな男の哀しくも切ない物語。最初と最後でここまで印象の変わる主人公も珍しいのではないでしょうか。

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レビューは下巻にて。

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著者4年ぶりの新作は現実と魔法の世界で同時進行するミステリ&ファンタジー。今回のキーワードはパズルとアナグラムですけど、それが楽しめない俺には苦痛以外の何物でもありませんでした。「ホンマアスト」 ならまだしも、「いたいけウェンダ」が何のアナグラムかなんて俺にゃあさっぱりでい

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様々なSFジャンルの短編10編。長編にしないのはもったいない様なお話もたくさんあってお腹いっぱい、幸せな気持ちに浸れる1冊です。

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「夜のピクニック」の恩田が帰ってきた!と言っても過言ではない珠玉の青春小説は12年ぶり(夜ピク以来)の五つ星(笑。こういうのがあるから追っかけがやめられないのです。

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医療がテーマの短編6編。それぞれのお話には救いがあって読後感も良好です。特に最後の「小さな約束」は爽快でした。

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南海の楽園が舞台の生物パニックミステリ。ミステリとしての面白さはもちろんですが、観光で成り立つ楽園の暗部とか生態系バランスの危うさとか、色々考えさせられる作品でした。

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さすが芥川賞候補作、俺には良く理解できない作品でした。まだ若い妻を今まさに失おうとしている夫の描かれ方もなんだか理想的すぎて血肉が感じられません。

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ロケット発射場のある島で1年を過ごすことになった少年を主人公とした成長物語。今より少し未来のお話ですけど、ちょっと無理がある過ぎる展開のように感じました。ジュブナイルとしてはいいのかもしれませんけど…

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レビューは下巻にて。

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