刑事マルティン・ベックロセアンナ (角川文庫)

  • KADOKAWA/角川書店 (2014年9月25日発売)
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感想 : 35

あらすじ
1964年。ボーレンスフルトの閘門の泥土で全裸の女性死体が発見される。やがてアメリカからの電報で、被害者がアメリカの図書館司書、クルーズ船の乗客だとわかる。地方の警察に協力しているマルティン・ベックたちは膠着状態の事件を追う…。

今読んでもかっこいいなー。地道に堅実に働くチーム。マルティンは胃痛持ちで、ラッシュが嫌いで、妻と上手くいってない。北欧ミステリーで、刑事がいろいろ事情を抱えているのは、このシリーズからとも言えるらしい。マルティンの他にも、個性的な刑事がいろいろ。今回は、地方のアールベリが一生懸命で好きだった。事件自体はあっさりしている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: スウェーデン作品
感想投稿日 : 2017年8月14日
読了日 : 2017年8月14日
本棚登録日 : 2017年8月14日

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