前半が終わったばかりなので、感想は下巻で。確かにイデアは顕れた。作品は登場人物のノリとか、時間の流れとか、ちゃんと村上作品で、しかも読みやすい。
あらすじ
本当は抽象画家であるが、生活のために肖像画家だった私は、離婚を機に、友人の父、有名な日本画家が住んでいた家を借りる。日本画家はオーストリア留学中に、西洋画から転向したらしいが、何があったのか。庭には鈴の音が聞こえてきたが、それはイデアのしわざだとわかる。近所にすむ謎めいた男・免色に頼まれて一人の少女の絵を描くことになった・・・。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
男性作家
- 感想投稿日 : 2017年5月15日
- 読了日 : 2017年5月15日
- 本棚登録日 : 2017年5月15日
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