この巻では人間にとっての宗教(もう少し柔軟な言葉で言えば信仰、心の拠り所)のあり方・起源の追求がなされていると思われる。
平穏の希求とは思っている以上に空想的かつ革命的志向であり、それゆえ宗教家(さらには信仰者)は現実と深く対峙し、時には戦うことを回避してはならない。
このマンガの秀逸な点の一つは、「戦う」ことの意味を多面的に描き出していることにある。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年2月27日
- 読了日 : 2013年2月27日
- 本棚登録日 : 2013年2月27日
みんなの感想をみる