有頂天家族 (The Eccentric Family) 第一巻 (vol.1) [Blu-ray]

監督 : 吉原正行 
出演 : 櫻井孝宏  諏訪部順一  吉野裕行 
  • バンダイビジュアル
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感想 : 4

下鴨総一郎というタヌキと赤玉先生(如意ヶ嶽薬師坊)の一番の最初関わりは、蔵馬天狗と喧嘩した赤玉先生が、蔵馬天狗の嫌がらせに困ってたところに手を貸したのが始まりでした。その縁があって総一郎の子ダヌキたちは赤玉先生を師に持つことになったのだ!
それから赤玉先生がまだ鈴木里美という女学生だった弁天を拾って来て天狗教育を施し、そして弁天が策を練り矢三郎が実行した案で、赤玉先生は腰を痛め飛べなくなった。
その後、総一郎は弁天に金曜クラブの忘年会の鍋にされて、帰らぬ狸となってしまった。
ここから一期のアニメは始まった。
総一郎が捕まってしまう、最後のその時にいったい誰が話をしたのか、それが矢二郎だったのか、赤玉先生だったのか。一期は最後辺りまでそれが不明だったのだけれども、その現場を見ていたのは総一郎の弟である早雲の娘、海星だった。だから海星は知っていた。計画したのは早雲であることを……
早雲は次に鍋の具にしようとしたのは矢一郎!母上と一緒に捕まってしまった!
矢四郎が矢二郎を外に出し、矢三郎を引き連れて矢一郎を助け出し、そしたら母上が今度は捕まってて、早雲は計画と違うと大暴露ののち大慌て
でも今度は淀川さんが助けてくれて、偽右衛門決定場と金曜クラブが隣り部屋になっちゃってみんな怖がって変身とけちゃうし赤玉先生が怒ってつむじ風起こすしもーーーはちゃめちゃw
最後は弁天がなだめてくれて、弁天が赤玉先生のところへ帰ったこと、早雲だけが姿を消したこと、それ意外はみんな元どおりになっていつもの日常に戻って行ったんだったね。
大円満というわけにはいかなかったけども、好きな人は誰も死ななくてアホウはみんな生き残ってって、みんな一緒だ。とってもよかった。いい終わり方だ。高望みは捨てよ!
鍋にされる直前に大学教授の淀川さんとたぬきのまま話した総一郎の場面が好き。淀川さんはお母さんたぬきが若きしころ助けてくれた淀川さんと矢三郎との、あの紅葉がいっぱいの屋上での会話が好き。そしてそのことを相談に乗ってくれた矢二郎との会話が好きでした。BGMが良かったよね……
赤玉先生は愛すべきキャラだなぁ。真面目にみんなの将来を話し合ったりとか弁天を見るときの目とか、過去話での弁天に教えてるときの優しい声とか素直に「喜ぶ顔が見たいからだ!」って怒るとこが、本当に可愛いなぁ。一緒にはいたくないタイプだけど、そんなキャラをこんな上手に書けるってすごいなぁ
弁天さんは隠し裏さびれカフェ、裏ボロシーサイド店とか、さびれた海の真ん中の時計台とか
不思議で古くて一人のところがすきなんだな。そして悲しがってる。なんでなんだろう。
しかし弁天さんの桜の木で飛ぶシーンとか、金曜クラブで窓から飛んだ時とか
飛ぶときの音が消えてBGMがでかくて、風を切る音が大きくて
ちからを抜いて重力に逆らいながら浮いていく感じが最高だ!ジブリにも匹敵するだろ!これ!
魔女の宅急便よりも空気抵抗が少なく感じる。
服のバタバタがほぼないからふんわりと優しく感じられて、背景の動きが早いからかな
スピード感がすごいから飛行って感じだし。そうだ!ジャンプしたりもないからかな!

2期もBGM引き継ぎ!やっほー!
赤玉先生と喧嘩してた息子さんが帰ってきた…一期の五山の送り火で納涼船「奥座敷」をぶっ壊してからまるっと一年が経ったんだね。今年は矢二郎が電車に化けて浮かしたww
でもそこで二代目と弁天様とガチ戦いが始めりなんと弁天様を負かしちゃった!まじか!でもその後川の淵に落ちてずぶぬれの弁天の横に一緒にぬれて座る赤玉先生が師匠らしくてかっこいいんだ~~。
地獄から出てきたと言ってるふとっちょのラーメン店主の天満屋さんは、騙しあいで矢三郎より上手で2代目の空気銃を所持していてとても危険人物だ。金曜クラブへ出入りしてるし。
と、そこでまさか生きていた早雲がいてしかも金曜クラブへ仲間入りしようとしていた!!しかもしかも矢三郎を地獄へ落としてしまった!!!その地獄の話は面白かった~~~めっちゃ怖かったけど、矢三郎のコミュ力の高さで乗り切ってしまうしマジすごいわwそんでそんで、たまたま来ていた弁天に助けてもらって一緒に飛んで帰ってきた!あのシーン見ると弁天は矢三郎がお気に入りなんだなぁと思うんだよな。でも食べちゃいたいほど好きって意味なんだもんなぁ。怖いわ・・。
しかしなんとあの天満屋がわざとじゃないにしろ、早雲を空気銃で撃ち殺してしまった・・・。海星がそこに居合わせてしまって、悪いやつだったけど死んでしまうのはなんとも悲しい・・。
早雲・・・本当の名は「総二郎」なんだけどそれを嫌がって「早雲」ってみんなに呼ばせてたんだって。かなしさを感じるね・・・ちなみに金閣・銀閣も「呉二郎・呉三郎」なんだって。へええ~~~~
下鴨家のお母さんの実母、真っ白ふわふわのたぬきさんに相談にいくシーンは1期の弁天と話す素敵BGMの次に好きなシーンだな~~~。癒される人続出してるしwwもう誰が誰か思い出したり忘れたりと老化現象が見られるのに、とっても無邪気でおっとりかわいい話し方をするんだものかわいいんだもの。
あら、でも原作だと矢一郎以外の孫はもう孫だったってことを忘れてるみたいだね・・・可哀想なのは矢二郎で、それまで可愛がられてたのに急に見捨てられちゃって、それ故に祖母に対しては複雑なんだって。そーゆう細かいとこは尺の都合上カットなのは仕方ないけど、しりたいよおおお!!
8話で海星が矢三郎の前に姿を見せない理由がとうとう明かされた。総一郎と弁天のように、海星が矢三郎の化けの皮を剥いでしまうんだね。でもそういえば、2話で化かされて暴れ熊になってた矢三郎を助けたのは海星だったんだ!だからあの時化けがとけたんだ!おおおおおおお
矢二郎は四国へ旅へ行ってしまって、矢四郎は呉一郎のおかげで自分専用研究室をもらえて、4兄弟がいろんなことをしだしました。
でもそのこと合って9話から一気に話が進んだんだったね。偽衛門選挙で矢一郎に偽衛門を今度こそっておもってたのに、立会いに頼んだ2代目と、赤玉先生が勝手に任命した弁天とで、ガッチガチなバトルが!!しかも弁天さん矢三郎にガチ怒り!!!
そこからの矢三郎赤玉先生に破門を喰らい、2回目の逃亡生活!海星が顔を見にきたらなんと天満屋に空気銃で2人とも撃たれてつかまってしまった!!!やっぱり危険なやつだった!!!金曜クラブの鍋の元へ!!
変わって矢二郎が行った四国で出会った少女タヌキは意外な人物に引き合わせてくれた。本物の呉一郎だ・・・・・!!!!ではあの呉一郎は一体・・!?
もうそこからの怒涛の展開は凄かった。まとめてみてよかった~って感じたもん。一週間あいたら干からびてたところだった。矢四郎の研究所が大爆発!そこから出てきた2代目の空気銃・・・。それを選挙会場へともって行った金閣と呉一郎は、呉一郎を偽衛門にしてはどうかと提案。矢一郎はみんなを助けに飛び出る!偽衛門が決まりそうになった時、しかしなんと2代目からその空気銃は偽者だとつげられる。あやしくあやしくなってきたあああああそこに登場!本物のくれいちろおおおおおおう!!矢二郎が連れてきたアアアア!

兄弟一同揃った所でとうとう化けの皮が剥がれ早雲の登場!地獄へ落としたと思ってた早雲から見たら矢三郎生きててびっくりだし、空気銃に撃たれたと思ってた矢三郎にとっては早雲生きててびっくりだし、2期はなかなかに物騒だったね。
ってか1期とかわらずまた関係ない海星巻き込んでしまって怒ってる早雲の浅はかさが、あいかわらずダメだなぁ・・・。最後は早雲と天満屋諸共地獄へひっぱられておちていってしまった。ちょっとあっさりだなって思ったら弁天さんの仕業でした。でも弁天様と2代目の対決にも決着がついて、弁天様はベリーショートになってしまったし、2代目は家がまるこげになってしまった・・・。
弁天様はずっと矢三郎と結ばれると思っていたのに、まだわからないけれどそのお相手は2代目なのかもな・・・
後日談で、矢一郎はみごと偽衛門になれてしかも玉欄と結婚!おめでとおおお!!矢三郎も海星と結ばれたようで!おめでとう!!!
(おや?原作では許婚復活の会話は秘密暴露シーンのあそこだそうで、弁天慰めるシーンがラストだったんだそうで・・・アニメ用に改変とは粋ね)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック
感想投稿日 : 2014年6月9日
読了日 : 2017年8月10日
本棚登録日 : 2017年8月13日

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