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千世さんのレビュー


千世の本棚»

大好きな本ばかりを集めました。ここにある全ての本がお勧めです。

千世さんのレビュー

千世さんのレビュー   登録日:2012-05-25

作品のラストは、空港での非常に機械的な女性のアナウンスによって幕をとじます。作者はあえて、そのような形をとることでそれらの思いを読者の想像にまかせたのかもしれません。そして、この作品にひかれた人々がこれを繰り返しメディアにのせるのも、そういう人々の思いを描きたいからなのかもしれません。
千世さんのレビュー   登録日:2012-05-25

殺人事件そのものよりも、戦後貧しい時代の人々の生き方に心を震わせられる作品です。多くのメディア化によりすでに犯人を知っていても読ませるのは、それらの人々の心情を思うからではないでしょうか。
千世さんのレビュー   登録日:2012-05-23

中学生の頃に夢中になって読んだ作品。大人になってから読む今もその面白さに変わりはなく、まさにミステリーの金字塔と言える作品だと思います。

春琴抄 (新潮文庫)

谷崎 潤一郎
千世さんのレビュー   登録日:2012-05-15

春琴と佐助、2人の思いはいわゆる愛情と言う言葉を越えて互いに同化しようとしているまでに見えます。谷崎が描いた異常な性愛の分野のひとつです。

手紙 (文春文庫)

東野 圭吾
千世さんのレビュー   登録日:2012-05-14

決して引き返すことのできない運命。取り戻すことのできない時間。もしもう一度だけ、時間を戻してやり直すことができるのなら。読むことが苦しい作品でした。

理由 (新潮文庫)

宮部 みゆき
千世さんのレビュー   登録日:2012-05-09

宮部みゆきによって、ミステリーとは犯人を捜し出すことではないと改めて考えさせられました。なぜこうなってしまったのかわからない、もしかすると現実に起こる事件もそういうものなのかもしれません。

火車 (新潮文庫)

宮部 みゆき
千世さんのレビュー   登録日:2012-05-09

ますます見えにくくなるお金の価値。バブル時代の懐かしい神話を彷彿とさせながら、いつのまにか2人の孤独なヒロインの人生について考えさせられる、そんなミステリーです。

ヴィルヘルム・マイスターの修業時代〈上〉 (岩波文庫)

J.W. ゲーテ Johann Wolfgang Goethe 山崎 章甫
千世さんのレビュー   登録日:2012-04-25

実際に読んだのは古本です。幼い頃に読んだことのある人も多いでしょう。あの『君よ知るや南の国』の原作です。
千世さんのレビュー   登録日:2012-04-05

少年の求める美は海の男にすらなく、少年にとってそれは罪ですらありました。今日の不可解な少年犯罪を彷彿とさせるまでの三島由紀夫の予言的作品です。
千世さんのレビュー   登録日:2012-03-29

女として虐げられた不自由な時代に、閉鎖された社会の中でそれでも自分らしい生き方を見出そうとして必死に生きる3人の女性たち。玉岡かおるの描く女性の強さ、たくましさにはいつも脱帽させられる思いです。
千世さんのレビュー   登録日:2012-03-29

明治時代生野鉱山。西洋の技術を取り入れてもっとも盛んに活動が行われていたその時代は、鉱山にとってはもっとも活発な時代であると共に、常に死と隣り合わせの危険がありました。

カラマーゾフの兄弟 第4巻 (岩波文庫 赤 615-2)

ドストエーフスキイ 米川 正夫
千世さんのレビュー   登録日:2012-02-05

私たちに遺された『カラマーゾフの兄弟』は、ドストエフスキーが想定していた物語の第一部に過ぎなかったと言われています。長男ドミートリイが選択した運命はどうだったのか、イワンはどうなったか、アリョーシャはどのように成長していくのか、数々の余韻を残したまま物語は終わりを告げます。

カラマーゾフの兄弟 第3巻 (岩波文庫 赤 615-1)

ドストエーフスキイ 米川 正夫
千世さんのレビュー   登録日:2012-02-05

ついに起こった父親殺し。事件の開幕。恋の行く末。そして、三男アリョーシャを巡る子供たちとの交流。物語が一気に動き出す3巻です。

カラマーゾフの兄弟〈第2巻〉 (岩波文庫)

ドストエーフスキイ 米川 正夫
千世さんのレビュー   登録日:2012-02-05

2巻ではカラマーゾフの兄弟次男にあたるイワンの「大審問官」と、ゾシマ長老の物語が収められ、思想的な特色の濃い巻となっています。

カラマーゾフの兄弟〈第1巻〉 (岩波文庫)

ドストエーフスキイ 米川 正夫
千世さんのレビュー   登録日:2012-02-05

ドストエフスキーの絶筆となった『カラマーゾフの兄弟』。トルストイの『戦争と平和』と並び、しかも全く異なる角度からロシアそのものの姿を描こうとした作品であり、ドストエフスキーの集大成とも言えるでしょう。

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