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レビュー by 1030makikoさん
楽しい楽しい。簡単にメモ。原油相場の急落以前の執筆らしく、そこまでの状況について1、原油価格が高騰する原因、というのが本書の一番のテーマ。さらに、2、ほぼ神話確定の石油ピーク説(これについてはロシアが結構えらい)、3、埋蔵量のでっち上げデータ(例えば、OPECのどっかの国で20年前から埋蔵量が変わってないとか)、4、油田開発を巡る争い、5、京都議定書の愚、6、代替エネルギーの話などの要点をコンパクトにまとめていている。私は知らない人だったので面白かった。1についてはア、長期保有を意図している投機筋が産油国とグルになって相場に意図的に介入している、というのが高騰原因の6−7割であとは、これから派生しているものも含め、イ、米国の金利政策が原因で投機マネーが先物取引に流れ込んだ、ウ、原油取引はドル建て原則なのでドル安で産油国が原油価を引き上げざるをえなかった、エ、原油供給不安の煽り(IEAによると原油供給量は拡大傾向にあり、足りてないとしたら精製量らしいとか、米国でサウジの埋蔵量の8倍をもつというすごい油田が発見されるも公式の発表はされていないとか―要確認だけど)、オ、投機筋や石油会社の煽り情報(バレル当たり200ドル超えるとか)、カ、原油の2重価格制を背景に日本みたいな国が高値つかみ、キ、新興市場での需要激増、などがあるそうです。個人的には希望的観測も含めて適当に55ドルぐらいで下げ止まり予想―。ちょっと前に会った目が据わってなくてヤバそうな英人トレーダーは200ドル以上行くと言い張ってたけれど今ごろどんな素敵な年末を過ごしていっるのっかなー。超お見舞いしたい。下がれ下がれドンドンドンドン。
登録日 : 2008年11月08日 22:19:12


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