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しょうがの味は熱い

著者 : 綿矢りさ

• 文藝春秋 (2012年12月12日発売)

三年つきあっている彼と、このまま結婚していいのか迷っているいま、ひとり旅の飛行機の中で読みました。

奈世ちゃんはほんとうに彼のことが好きなんだと伝わってくる描写が、とても多い。
絃くんみたいなアンニュイな男の人、わたしも好きです。
でも、掃除機のかけかたも愛してるなんて、わたしはそんな恋愛感情は遠い昔に置いてきました。

結婚って、なんだろう。
わたしも、三ヶ月、彼とはなれてみたら分かるかな。

ところどころにマーカーをひきながら、大事なことばをたくさん見つけました。
わたしたちは、人としての相性はいいけど、そこに愛情はないのかもしれません。

感想投稿日 : 2017年8月10日

読了日 : 2017年8月10日

本棚登録日 : 2017年8月12日