悪の誘惑

  • 国書刊行会 (2012年8月1日発売)
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本棚登録 : 73
感想 : 3
5

めまいがするほどの傑作。
第二部の手記の、ページをめくるごとに狂気が増してくる感じ、善と悪の境がぼやけて宙に浮いたような気持ち悪さ、読んでいたら本当に熱が出てきた。
人間の存在を主題にしている点で極めて今日的。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: イギリス文学
感想投稿日 : 2016年6月30日
読了日 : 2016年6月29日
本棚登録日 : 2013年11月17日

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