レビュー by 依花燈りかさん
冬の終わりかけ飲み会の帰宅中、イツキがマンションの玄関付近に行きだおれていた。彼の言葉に気をよくして拾ったさやかだったが、彼のつくる料理を気に入り(コンビニやスーパーのお惣菜ばかりだったため)半ば強引に住居と生活費の管理権を提供するかわりに家事をしてもらうように取引をする。
家事が苦手で家と駅の往復しかしなかったさやかだけどイツキに誘われ、狩りことフキノトウやフキ、ツクシといった野草を採る目的の散歩に出かけるようになったり、また自分で採ったものを料るようになったりする。
知っている野草が出てくることが多く、それが色々な料りでおいしい食べ物に変わったりして楽しむことができた。
さやかとイツキの同棲から始まった恋だが、不意に終りを告げられるさやかには胸がしめられる思いだ。けれども待ちたいだけ待つと割り切ったさやかのもとに、実家から逃げるばかりだったイツキがすべてを片付けて帰ってきたときにはほっとした。
レビュー登録日 : 2012年02月05日






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