読んだのが2009年になってからなので、あとから確認する作業をしながらという読み方になってしまったが
実際に起こる前にこのように書いているのでホントにすごいと思った。
こう言った予測を立てる際にどういった情報からどう仮説をたてていくのかそのプロセスはとても参考になった。
おもな予測は5つあり
?原油価格は1バレル100ドルを超える ?米経済は2006年から長期リセッションに入る
?2010年資本主義消滅へ ?米・中冷戦状態でチャイナリスク爆裂
?破滅から黎明へ
ここ¥では原油の上昇がカギを握り、景気が良くても悪くても、今後金価格の上昇からインフレが加速していくと
予測を立てている。
予測に際して根拠としているのが、社会循環論、景気循環法則、瞑想による集中らしい。
景気循環の法則は貨幣増加率・インフレ率・経済規則の長期循環から30年周期を主に使っている。
社会循環論は社会を支配する力は武力、知力、富力の順にサイクルすることをもとに予測している。
経済を歴史から紐解いているので若干難易度は高い気がしたがそこそこ楽しめた。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2009年1月31日
- 本棚登録日 : 2009年1月31日
みんなの感想をみる