はじめての言語ゲーム (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2009年7月17日発売)
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本棚登録 : 656
感想 : 71
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前半は快調。やっぱり橋爪大三郎はおもしろい。と思ったが、後半の宗教の話になると俄然眠くなった。夏の暑さのせいか?同じところを何度も繰り返す始末。読みだした動機が、野矢茂樹『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』を読む前に、軽くアウトラインを頭に入れておこうというものだったけれど、この本はタイトル通り、言語ゲームについての話で、私の期待と微妙にずれていた。ウィトゲンシュタインにまつわる話は興味深かった。数学の内容は…。久しぶりに「対角線論法」の文字が懐かしく、でもなんとなく自分の記憶と違って『解析概論』をみたらやっぱり少し違っていた。「論法」としては同じ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年8月15日
読了日 : 2011年8月13日
本棚登録日 : 2011年8月15日

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