エンド・ゲーム 常野物語 (常野物語)

著者 :
  • 集英社 (2006年1月5日発売)
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本棚登録 : 2219
感想 : 359
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とても解釈が難しかった。常野一族の物語の終焉を描いているのに、繰り返されるゲームはまるでブラックホールのよう。暎子、時子母娘の視点がくるくると変わり、激しい感情の波について行くのが苦痛でした。読んでいる自分が、何度も「裏返し」されているような気分です。どんな結末でもいいから、早く火浦に解決してほしいと思いながら読みました。正直最後は釈然としないので、常野がこれで終わりだったら悲しい。もっと尊い存在だと思っていたので…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2016年10月11日
読了日 : 2016年10月11日
本棚登録日 : 2016年10月11日

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