地球が「ギタイ」という…サイボーグ(?エイリアン?)に侵略されかけているという設定のSFアクション。
主人公は軍で広報を担当している戦場未経験の報道官。しかしいろいろあっていきなり対ギタイ戦での最前線で戦うことになってしまう。
臆病で軟弱な主人公は戦闘開始早々にあっさりと死んでしまうが、とある偶然から時間をループできる能力を手に入れて…
もうすっっっっっっっっっごくおもしろかったです。
ループもの自体が好きなんですがこれは本当におもしろかった。
ループの醍醐味である「同じシーンを繰りかえす既視感」「でも選択を変えていくことで微妙に変わっていく未来」という二つを何度も何度も抑えているし、「次のステージに進めた」というセリフもしばしば出てくるのですがゲームを見ている感じでとっても楽しいです。ループものなのにテンポがよくて飽きません。
臆病な主人公がループを重ね少しずつ成長していく過程もなんともアツいし、ループを重ねるごとにヒロインへの感情が変化していくのが行動や選択の端々から伝わってきてぐっときます。
オチの解釈については割愛するにしても、なんといってもラストシーンが秀逸すぎました。本当にすばらしかったです。映画「永遠のゼロ」を見たときにも感じましたが、ラストシーンを見るためにもう一度鑑賞する気になる、そういう映画でした。
ここ最近見た映画の中ではダントツに記憶に残るラストでした。おもしろかったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2015年11月30日
- 読了日 : 2015年11月30日
- 本棚登録日 : 2015年11月30日
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