小説を読み終えた後、ドラマ版も見た。
ドラマ版の鷲津はやや感情的になりすぎな感がある。また、(松田龍平演じる西野が言うまでもなく)ドラマ版はお涙頂戴の茶番劇が多い。でも、そういうドラマの方が結果的に視聴率は取れると思う。それもまた、資本主義の論理をNHKが実践したまでのこと、と思う。
これに対して、小説の鷲津は、資本の論理を徹底し、冷徹に企業を買収していく。その小気味良さが爽快だ。
読書状況:いま読んでる
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- 感想投稿日 : 2016年5月8日
- 本棚登録日 : 2016年4月17日
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