だってこれは本なんだから»
とりあえず読んだものを並べる。 特にこだわりとかもないのです。記録ですから。 あ、my本棚の特徴といえばカテゴリかな。 私の感覚でカテゴライズしているので違和感があるかもしれませんが本ってそんなものでしょう?
レビュー by こくてんさん
研究室で拾った一冊。
江國作品でまだ読んでいないものだったので拝借しました。
透と詩史、耕二と彼女たちの物語。
相変わらず江國作品の女性は現実味がない。
だってあまりに若い男の子たちをめろめろにするのがうまいから。
思わず感心してしまう。
「誰と暮らしていても、私は一緒に生きたい人と一緒に生きる。」
なんというか、ずるい言葉だな、と思う。
でもよくわかってしまう。
いいじゃないか、それでも、って。
暮らせなくても一緒に生きていければ。
そう言うならそれでいっか。なんて。
とても理解できてしまうから恋愛において二番目のポジションが自分には合う気もする。
途中怖かったのは透があまりに詩史以外考えられていないところ。
「詩史以外何もかもどうでもよかった」
こんな怖いことってない。
こんな一直線な気持ちより、恋愛をゲーム感覚で楽しみながらもなんだかんだ傷ついて進んでいる耕二のほうがきっと将来いい男になると思うな。
と考察。
山もなく、谷もなく、しんしんと続くお話。
そんな時代もあったなぁ、とそれぞれが家庭を持ちながら懐かしむ日が来ればいい。
【信じてくれなくてもかまわないけど、私はあなたが大好きよ】
レビュー登録日 : 2011年10月23日
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