学ぶべき要素が色々あったなぁ。
好きなものに取り憑かれた人生って素敵だし、
とても幸せな事。寝食を削っても惜しくないお仕事。
無論、賃金など問題ではなく必要最低限の生活。。というかストリートファッション(自分の撮りたいものだけ)を写真に納める意外興味がない彼。
ビルさんの社交的で気さくな人柄と、取り集めた写真を
吟味して記事に落とし込める時の拘りや頑固な様が、良い意味で人間味があり魅力的だ。
人を傷つける言動を嫌い、写真にも当然ながらそういった意気込みが込められる。その写真の意味や作風に魅力を感じ取った著名人が錚々たる大物ぞろいだった。
彼に撮られる事が一つのステータスとなり、ニューヨーク・タイムズに長年ファッションフォトを掲載してきた功績がフランスの勲章を受けるほどに。
その輝かしい舞台の裏で自分の意志を貫徹した実直かつ誰にも囚われない生き方こそ彼が手にした勲章といえる。
30年以上も先端ファアッションを追い続けた彼の眼はデザインにおけるオリジナルとコピーを瞬時に見分ける武器となりコピーと指摘されたデザイナーはひとたまりもない。
彼の楽しそうな笑顔がずっと続きます様に。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年3月16日
- 読了日 : 2014年3月16日
- 本棚登録日 : 2014年3月16日
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