国家の謀略により子供の命を奪われた自衛官とそれに同調する北朝鮮テロリスト、それに立ち向かう自衛官の、イージス艦を舞台とした物語。
冒頭部分で何故か眠気が…しかしのんびりしてる雰囲気が、 急にピリピリし始めてからの緊張感溢れる展開に、 もう眠気なんて吹っ飛んでスクリーンに釘付け。出ている俳優が演技派揃いでそれだけで迫力あるのに、戦闘シーンや船の中もかなりリアルでドキドキした。2月の試写会で見た「ローレライ」も同系統の映画だったけど、あれは完全なる駄作だったし、比べるまでもなく、「亡国のイージス」の方が傑作。「ローレライ」の駄目な点はファンタジー過ぎたところ。あと無駄な部分もめちゃくちゃ多かった。「亡国のイージス」は無駄が一切なくて、寧ろいろいろ足りないくらいだった。真田広之の演技は本当素晴らしかったなあ。あと吉田栄作の足が長すぎてカルチャーショックだった。原作を読んでないので、正直ストーリーが読めない部分もちらほらあったんだけど、それをカバーするくらいの勢いと迫力があるから、そこまで気にならなかったかもしれない。わたしの予感ではこれが今年の日本アカデミー賞獲る気がする。作品賞はとらかなかったとしても、主演・助演男優賞とかありそう。音響もハリウッドの音響を手がける人達が集結してるから、BGMもめちゃめちゃよかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2005年7月22日
- 読了日 : 2005年7月14日
- 本棚登録日 : 2005年7月22日
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