大東流合気柔術の祖、武田惣角の青春を描いた格闘小説。
夢枕獏の『東天の獅子』に比べると柔術の歴史の断片を描いたに過ぎず、物足りなさを感じる。しかし、この作品が『東天の獅子』に影響を与えたのは明白。『東天の獅子』が嘉納治五郎の側から武田惣角を描いたのに対し、この作品では武田惣角の側から嘉納治五郎を描いている。こういう読み方をしても面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本
- 感想投稿日 : 2012年7月22日
- 読了日 : 2012年7月22日
- 本棚登録日 : 2012年7月22日
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