年末恒例の『このミス!』の季節がやって来た。自分の興味は、ここ数年、めっきり発刊数が減少した海外ミステリー作品の動向である。
まずは、『Best10 海外編』。第1位は、ピエール・ルメートルの『その女アレックス』か!これで、今年度の六冠達成は物凄いことである。やはり、テリー・ヘイズの『ピルグリム』は読むべきか。他のBest10には入らなかったマーク・グリーニーの『暗殺者の復讐』がなんとかベスト10に滑り込んだ。マイクル・コナリー、ジェフリー・ディーヴァーの常連組はどうしたことか。世代交代と新鋭の台頭という波乱!
『我が社の隠し玉』。ベリンダ・バウアーの新作、トム・ロブ・スミスの久々の新作が楽しみ。スティーヴン・ハンターの新作はもうすぐ。えっ!来夏、スティーグ・ラーソンの『ミレニアム』の続編が出るのか!
書き下ろし短編は、大好きな柚月裕子の佐方貞人シリーズ『裁きを望む』。
今年も『このミス!』は充実してるな!これで、520円は安い!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本
- 感想投稿日 : 2014年12月12日
- 読了日 : 2014年12月12日
- 本棚登録日 : 2014年12月12日
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