掃除が苦手で片付け関連の本をいろいろ読んできたが、この本はいかに手を抜くかを考えがちな片付け本とは一線を画していた。なぜ掃除をするのか、どういった心構えで家事に向かうべきかなど、精神的なことに比重を置いており、ラクをするのではなく丁寧に暮らすことを推奨している。私もそうだが、面倒くさがりの人には耳が痛い話かもしれない。しかし、ひとつひとつの家事を丁寧に行うことは、自分の心を整えることにつながると理解したら、雑な仕事はしたくないと思えるようになった。手始めに、汚れた服を手で洗ってみた。洗濯機のボタンを押すだけのときと違って、汚れが目に見えて落ちたのが分かり、心まですっきりした。毎日は無理でも、週に一度くらいは丁寧な仕事をする日をつくろうと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
暮らし・健康・子育て
- 感想投稿日 : 2017年4月25日
- 読了日 : 2017年4月24日
- 本棚登録日 : 2017年4月22日
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