大人になって改めて読み返してみると、その面白さに衝撃を受けました。
絵が上手いのは勿論、キャラ立ちにも違和感が無く、物語も共感できる部分が多いです。
何より少年漫画にありがちな特殊能力といった類は皆無(一部例外あり)で純粋な高校生同士の真剣勝負が描かれていて、現実的でとても素晴らしく思います。
登場人物が皆魅力的です。
主人公の桜木花道は自信過剰で破天荒な性格ですが、身体能力が並外れて高く、対峙した者はその才能に驚かされます。
天才流川、キャプテンゴリラ赤木、チビヤンキー宮城、中学MVP元ヤン三井、努力メガネ君小暮、その他大勢。
彼等が試合の最中に魅せてくれる熱いプレイは読んでいて鳥肌が立つほど。
その彼等を鼓舞し、導いてゆく監督、安西先生の存在感も半端ではありません。
大人が読んでも十分に面白い漫画であることは明白で、スラムダンクは間違いなく名作です。
子供が出来たら読ませたい漫画ベスト5に入りますね。
スラムダンクから学んだことは、最後まで諦めない精神力、基礎、反復練習の重要性、特に花道が試行錯誤しながら上達への答えを模索する姿にはとても考えさせられました。
作者の井上雄彦さんにありがとうございましたとお礼を言いたいくらいです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年10月12日
- 読了日 : 2017年10月12日
- 本棚登録日 : 2017年10月12日
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