文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2006年9月16日発売)
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京極堂シリーズの中では一番先の展開が読めてしまったので辛口評価。「鳥の館」と呼ばれる白樺湖の湖辺に佇む巨大な屋敷。主人である伯爵の元に嫁いだ花嫁達のいずれもが、新婚初夜の明ける頃には何者かに殺されていた。5人目となる花嫁の婚礼が迫る中、謎の解決のため屋敷に招待されたのはあの榎木津礼次郎と関口巽。果たして犯人はだれなのか。そして黒鳥の妖、陰摩羅鬼の祟りは解けるのか。冗長な部分を削れば半分くらいの長さに出来たのではないか。でも募るものはあったのか、最後は少し泣けた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2016
感想投稿日 : 2016年8月12日
読了日 : 2016年8月8日
本棚登録日 : 2016年8月8日

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