大沼ワルツ

著者 :
  • 小学館 (2016年7月13日発売)
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本棚登録 : 123
感想 : 23
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四国から北海道に嫁いだ姑の那須子さんが好き。自分はできなかった里帰りをお嫁さんたちには気持よくやらせてあげる。自分のことを人のことに置き換えて考えるというのは大切よね。
自分がしてもらって嬉しいことは、他人も同じように嬉しいことだもの。
そんな思いやりのある那須子さんだけれど、自分の気持ちを抑えつけ我慢しているのではなく、気になることがあれば急にプイッと出かけて行ってしまう行動力のある人。
このお母さん男前なんだな。
自分の人生に後悔はなかったと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2016年下半期
感想投稿日 : 2016年8月23日
読了日 : 2016年8月18日
本棚登録日 : 2016年8月23日

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